ジャバ・ザ・ハットは宮殿の衛兵として9人のガモーリアンを雇い入れ、さらにモス・アイズリーのタウンハウスの護衛やその他の仕事のためにも3人を雇っていた。ガモーリアンは狂暴で決然としており、戦士としては愚鈍だが、雇い主には極めて忠実である。彼らは金さえ手に入ればそれでよく、本能のままに外敵を傷つける。時折、ジャバは彼らをタトゥイーンの屈強な水分農夫のところへ送り込み、力ずくで目こぼし料を徴収させたりもしているが、多くは宮殿内の護衛任務に従事させている。
凄まじい雇用試験の戦いでジャバの目にかなったオータッグは、ガモーリアンの衛兵部隊のリーダーとして抜擢される。彼は12人のガモーリアンたちの中で体力、頭脳共に最も優れており、彼とその右腕のログーアは宮殿正門の衛兵という重要な役職を任された。しかし、優秀なオータッグも、単細胞のガートッグにだけはいつも悩まされていたという。
オータッグに与えられたもう1つの重要な任務は、クオレンのテセックの監視だった。ジャバもテセックが自分に忠誠を誓っていないことにうすうす感づいていたのだ。オータッグとテセックは何度か衝突するが、頭のいいテセックはいつも決定的な証拠を握られる前にすべてもみ消してしまうのだった。
ジャバの側近の1人だったビドロ・クワーヴが大砂丘海にランコアを捕まえに行ったときに同行した3人のガモーリアンの中にもオータッグが含まれていた。このときは仲間のガモーリアンとクオレンが1人ずつ犠牲になるが、彼は一番にスピーダーで逃げ帰っていた。
他のガモーリアンたちは宮殿のほぼ全体に散らばって護衛を行っている。特に、ジャバはいつも逃げだそうとしている囚人をガモーリアンに監視させることが気に入っており、脱走に失敗した囚人たちをランコアの餌にすることは最大の楽しみの1つだった。しかし、あるときジャバはガモーリアンを一緒にランコアのピットに放り込むことを思い付き、何が起こるか見物することも多かった。
ログーアはジャバ・ザ・ハットがタトゥイーンの宮殿の警備のために雇った9人のガモーリアンのなかの1人である。彼はオータッグと共に宮殿の正門の警備という名誉ある任務を与えられていた。また、怪力で知られるウーキーのチューバッカを宮殿の地下牢に連行したのもオータッグとログーアだった。
ガートッグはジャバ・ザ・ハットがタトゥイーンの宮殿の警備のために雇っていた9人のガモーリアンのなかの1人である。彼は愚鈍なガモーリアンのなかでも、特に愚かな男だった。事実、彼には他人が死んでいることと寝ていることの区別さえつかず、多くの死者が彼によって見過ごされてしまったのだ。
セール・バージの船長だったウィークェイのアク=バズや、ジャバの主任シェフのフレグミンらが死体で発見されたとき、リー=イーズはガートッグにこれらがエファント・モンによる壮大な陰謀の一部であると信じ込ませていた。だが、リー=イーズもジャバの宮殿で渦巻く恐ろしい連続殺人の本質を見間違っていたのである。
やがてガートッグは偶然にも宮殿内でダニク・ジェリコと遭遇し、彼が人食い種族のアンザーティであることを突き止めた。彼は次々と起こる奇怪な殺人事件の背後にジェリコがいると確信し、さっそく上司のオータッグにそのことを報告しようとする。しかし、ガートッグの愚鈍さにいつも悩まされていたオータッグは、いつものように愚か者の戯言として聞き流してしまったのである。
だが、不幸にして今回はガートッグが正しかった。ジェリコはハン・ソロのスープを狙っており、ソロに近づくための計画を実行に移していたのだ。ガートッグは証拠としてフレグミンとボマー僧の死体をずっと持ち歩いていた。やがてこれらが腐敗し、タトゥイーンの灼熱の環境によって部分的にミイラ化しても手放すことはなかった。ジャバの死後も、モス・アイズリーで変わり果てた2人の友人を連れているガートッグの姿がたびたび目撃されている。
ジュブナックはジャバ・ザ・ハットによってタトゥイーンの宮殿の警備のために雇われたガモーリアンの1人である。ルーク・スカイウォーカーがハン・ソロを取り戻そうとジャバの宮殿を訪れたとき、彼はジャバの命令で宮殿のどこかで失くしたというバンサの角を彫って作られたタスケンの戦いの護符を探していた。しかしどうしても見つからず、ジュブナックはジャバへ報告しようと玉座の間へと向かう。すると、そこではハンを巡る両者の交渉が決裂し、ルークがジャバにブラスターを向けようとしていたのである。ジュブナックはとっさにルークに掴み掛かり、取っ組み合いとなる。そしてジャバがランコア・ピットの落とし床を開いたとき、彼もルークと共に落下してしまった。ジュブナックは仲間に向かって必死に助けを求めるが、無情にもランコアに掴まれてしまう。そしてその巨大な顎で噛み砕かれる直前に、彼はランコア・ピットの床に捜し求めていた護符が落ちているのを見つけたのだった。
ガーナ・グリーモートはジャバ・ザ・ハットがタトゥイーンの宮殿を警備させるために雇った多数のガモーリアンの1人である。彼はジャバの下から逃亡したいと考えており、このことについて密かにボマーの修道僧と相談していた。しかし、ジャバがレイア・オーガナらによって殺害されたため、無事に雇用状態から解放されたのだった。
ソックはタトゥイーンにあるジャバ・ザ・ハットの宮殿で衛兵として働くガモーリアンの1人である。彼はサグとコンビを組んで任務に当たっていることが多く、休暇にはよくワンプ・ラット狩りを楽しんでいる。
サグはタトゥイーンにあるジャバ・ザ・ハットの宮殿で衛兵として働くガモーリアンの1人である。彼はソックとコンビを組んで任務に当たっていることが多い。
ウォーラグはタトゥイーンにあるジャバ・ザ・ハットの宮殿で衛兵として働くガモーリアンの1人である。