キャラクター・ガイド / ナベリー家

寛大さと思いやりは、ナベリーの血統に何世代にもわたって受け継がれてきた資質である。ウィナマ・ナベリーは子供たちに多くを教え、若きルーウィーは彼が我が家と呼んだ小さな山村で建築家として献身的に働いていた。

子供たちにより多くの機会を与えたいと願うルーウィーとその妻ジョバルは、自分たちが力をあわせて築き上げた村からより国際的な都市であるシードへと移住し、地方政治や人道的努力にさらに深く関わるようになった。彼は自分の家族と全ナブー国民から与えられた素晴らしい財産と幸運に感謝している。

ルーウィー・ナベリーは下の娘パドメに主導力や他人と違うことを考えることの重要性を教え込んだ。彼は若い頃に難民救助活動に従事していたこともあり、パドメも若き日にその後を継いでいる。

知的なルーウィーは地元の大学で教壇に立っていたが、同時に自分の手を使って働く屈強な労働者でもあった。学会での立場以前に、彼は建築家だったのだ。

ルーウィーは娘の銀河政治における役割にも関心を持っており、コルサントから届く最新の知らせを得るためジャミラ女王とも頻繁に接見を行っている。クローン大戦勃発前にはパドメの身の安全に大きな不安を抱き、ジェダイ・オーダーが彼女の護衛を申し出たことに深く感謝していた。

ジョバル・ナベリーとその夫ルーウィーは、子供たちが幼い頃、彼らに高等教育と裕福な暮らしを与えるため小さな山村からシードの都会へと移住した。ジョバルはナブーの恵まれない人々へのボランティア活動を行っており、様々な社会奉仕を献身的にこなしていた。

ソーラとパドメは母の接客業のような熱心さを愛情を持ってからかっていた。「誰も家族に空腹な思いをさせたことはない」これはジョバルが惜しみなく与えてくれる食事について表現する際の日常的なフレーズだった。

ジョバルは娘のパドメ・アミダラを深く気にかけていた。若い女性としてのパドメは20代前半まで人生の大半を公共への奉仕に捧げており、引退して家族との生活を始める資格を持っていたのだ。しかし、ジョバルとルーウィーが子供たちに教え込んだ思いやりと無欲さはとても強いものだった。パドメがナブーを代表する元老院議員になるため女王職を退位したときもジョバルは彼女を支持したが、それでも彼女はパドメに今こそが自分の人生について考えるときかもしれないと念を押したのだった。

パドメの姉ソーラ・ナベリーは、両親が幼い妹のためにと願った静かな生活を選んだ。結婚生活と母親であることに幸せを見出したソーラは、パドメにも結婚相手になるような若い男を見つけるようにとからかうことに喜びを感じており、しばしばパドメの怒りを買っていた。ソーラには幼い2人のかわいい娘、リョーとプージャがいる。彼女は両親の家の近くで暮らしており、よくルーウィーとジョバルの元を訪れていた。 大学で学んでいたソーラはダーレッド・ジャンレンと出会い、卒業後まもなくこの若い建築家と結婚した。2人はナブーの社会と政界におけるナベリー家の名前の価値を認識しており、家名を維持することに同意したのだった。

ジョバル・ナベリーとその夫ルーウィーは、祖父母になったという知らせに喜んだ。リョー・ナベリーはソーラの長女であり、パドメの姪にあたる。このストレートヘアの少女はクローン大戦が勃発したときにはまだわずか6歳だった。リョーはソーラの母方の祖母によって、ケリンのちかくにある丘で生い茂る青と黄色の花の名前にちなんで名づけられたのだった。

6歳当時のリョーは妹のプージャと比べて明らかに気性の激しい娘だった。学校で古典フサルクの書法を学ぶことを嫌い、落ち着くことができなかったのだ。幼い頃の彼女はサナーニと名づけたペットのヴォアパックを愛し、一緒に想像上の多くの冒険に出かけるために着飾っていた。

銀河政治の緊張がパドメを圧迫していたとき、彼女は愛くるしい、何も不安を抱かせない幼い姪っ子を見て、しばしの安堵と現実逃避を覚えていた。リョーとプージャは祖父母を訪ねる母に付きまとい、家族ぐるみの友人でもある隣人のジェヴ・ネランの家にもよく顔を出していた。

プージャ・ナベリーはソーラの末娘で、パドメの姪っ子である。この無邪気な顔をした巻き毛の少女はクローン大戦が勃発したときにはまだ4歳だった。

ソーラと夫のダーレッドは、次女をダーレッドの母方の祖母の名にちなんで命名した。幼い頃のプージャはとても話し好きで、毎週のように新しい将来の夢を思いついていた。この決然とした少女はよく元老院議員や教師、宇宙戦闘機のパイロット、タスク＝キャットの調教師などになりたいと語り、挙句の果てにはアストロメク・ドロイドになりたいとまで言ったこともある。

銀河政治の緊張がパドメを圧迫していたとき、彼女は愛くるしい、何も不安を抱かせない幼い姪っ子を見て、しばしの安堵と現実逃避を覚えていた。プージャとリョーは祖父母を訪ねる母に付きまとい、家族ぐるみの友人でもある隣人のジェヴ・ネランの家にもよく顔を出していた。