クリーチャー・ガイド

ダンデライオン・ウォリアー dandelion warrior

種別:
不明
原住地:
エンドア
大きさ:
不明

dandelion warrior

アーチンの異名で知られるダンデライオン・ウォリアーは、森林衛星エンドアの草原地帯に生息する奇妙な植物型生物である。彼らは自分の育った場所に対する防衛本能が非常に強く、毛むくじゃらの頭部を振り回し、驚くべき正確さで鋭い羽柄を投げて、侵入者を撃退しようとする。

ナーフ nerf

種別:
草食動物
原住地:
オルデラン
大きさ:
不明

nerf

ナーフは、オルデラン、キャッシーク、その他の惑星に生息する神経質な草食動物であり、主にミルク、毛皮、食肉のために養殖されている。ナーフの牧夫は、その家畜と同様にみすぼらしく、むっつりとした人々として知られており、「ナーフ飼い」という言葉は相手を強烈に侮辱する表現として用いられる。また、ナーフの天敵はマンカ・キャットであり、亜種としてはワイルドナーフと呼ばれる動物が知られている。

バトル・ヒドラ battle hydra

種別:
シス錬金術生成物
原住地:
ヤヴィン4
大きさ:
体高1.0〜1.5メートル、体長3.1〜3.6メートル

battle hydra

ヤヴィンの戦いのおよそ4,000年前、ヤヴィン4の奥地でシスの暗黒教義を学んでいたエグザ・キューンが錬金術的手法によって創り出した、彼の理論の実験台とでもいうべき狂暴な生物がバトル・ヒドラである。

体長およそ3メートルのバトル・ヒドラは巨大な翼、2本の長い首と2つの頭を持った複雑な爬虫類である。長い尻尾からは無数の刺が生えており、その刺には光り輝く酸性の結晶化した猛毒が含まれている。また、筋肉質の強靭な胴体は虹色のウロコに覆われており、爪も頑丈で鋭く、眼は鋭い黄色に輝いている。

本来のバトル・ヒドラは知性のないおとなしい生物であり、エグザ・キューンの敗北後は山岳地帯の奥に退却し、闇に潜んでいた。霊体として復活したキューンに呼び起こされるまでは、ヤヴィン4で姿を見ることもほとんどなかったのである。バトル・ヒドラがシス卿の危機や命令なくして人を襲うことは有り得ないのだ。

ハナダック hanadak

種別:
肉食動物
原住地:
エンドア
大きさ:
不明

hanadak

ハナダックはエンドアの森林に生息する獰猛な大型肉食獣である。およそ3メートルの肩幅をもつ彼らは、知能こそ低いが、強力な筋肉と黒い大きな爪を持っており、熊とヒヒを掛け合わせたような恐ろしい姿をしている。イーウォックたちによると、ハナダックは凶暴なゴラックスによって支配されているという。

ハナダックは個体によって獲物の好みが異なるが、その多くは好んで知的種族を捕食している。一方で、彼らはしばしば他の星系から来たハンターたちの標的にもなっており、戦士たちのイベントに使用されることもあるが、銀河系の多くのセクターはハナダックの捕獲や収集を厳しく禁じている。

ブラーグ blurrg

種別:
雑食動物
原住地:
エンドア
大きさ:
体高2.5〜3メートル

blurrg

ブラーグは厚い皮を持つ愚鈍な草食爬虫類であり、エンドアのマローダーたちの乗用や役畜として利用されている。彼らは一度に5から6個の卵を産むことによって繁殖を行い、生まれた直後の子供たちは身を守るために母親の近くに留まることになる。また、ブラーグは連続した低いうなり声によって互いに意思の伝達を行っている。

ブラーグは肉食動物ではないが、強靭な顎を持っており、木や他の硬い植物を噛み砕くことができる。その一方で、彼らはボア=ウルフに捕食されることが多い。また、彼らは単純な知性と無様な歩き方、風変わりな姿から、イーウォックの民間伝承では嘲笑の的とされている。

ブレイズ・ツリー・ゴート blase tree goat

種別:
草食動物
原住地:
エンドア
大きさ:
不明

blase tree goat

ブレイズ・ツリー・ゴートは森林衛星エンドアの樹上に生息する、ヤギとナマケモノを併せたような動物である。彼らは強靭な爪で木の枝にぶら下がっており、1日の大半を寝て過ごしている。彼らは枝にある樹皮や葉をだらだらと噛み続けており、餌を求めて次の枝へと移るとき以外には、ほとんど動くことがないのだ。

ボア=ウルフ boar-wolf

種別:
肉食動物
原住地:
エンドア
大きさ:
体高3メートル

boar-wolf

ボア=ウルフとも呼ばれるボラは、森林衛星エンドアに生息する恐ろしい捕食動物である。肩の高さはおよそ3メートルあり、全身が毛に覆われたこの生物は、牙のような歯、鋭い嗅覚、そして大きな鉤爪を持っている。彼らは夜空に光り輝く惑星エンドアに向かって遠吠えし、つがいで獲物を狩ることが多い。イーウォックたちも罠や殺傷力の高い毒槍を使って、しばしばこの巨大で獰猛な生物を狩猟している。

また、ボラはゴラックスたちのお気に入りのペットとしても知られている。ゴラックスたちは子を産むために洞窟へ身を隠しに来たボア=ウルフの母親を見つけると、彼らの出産場所を粉々に破壊し、母親を殺して、ペットにする子供を選ぶのだ。

ヴォーンスカー vornskr

種別:
肉食動物
原住地:
マーカー
大きさ:
体高0.8メートル、体長1.6メートル以上

vornskr

惑星マーカーに原住する最も危険な生物の1つが狂暴なヴォーンスカーである。ヴォーンスカーは足の長い4足歩行生物であり、犬のような鼻面と鋭い牙、毒性のあるムチのような尻尾を持っている。ヴォーンスカーは夜行性であるため日中は静かだが、夜になると密林で並ぶものがない卓越したハンターとなる。しかし、日中に獲物を探す場合もあるので、日が昇っているからといって安全であるという保障はない。

ヴォーンスカーのムチのような尻尾は武器として非常に効果的である。それ自体を獲物にぶつけることで痛烈なダメージを与えることができ、さらにその先端には人間ほどの大きさの生物でさえ簡単に麻痺させてしまうほどの強力な神経毒も持っている。そして、一度麻痺させられた獲物はヴォーンスカーの強力な顎と鋭い牙によって、たちどころに餌食にされてしまうのだ。

ヴォーンスカーの主な獲物はこの惑星の樹上にいるイサラミリだが、彼らはイサラミリを狩る際にフォースを使うことで知られている。しかし野生のヴォーンスカーはフォースへの反応が鈍く、イサラミリもフォースを押し戻す防衛本能を持っているため、失敗することも多い。

マーカーに拠点を置く密輸業者のタロン・カードは2頭のヴォーンスカーを飼いならし、スタームとドラングと名付けて番犬代わりにしていた。彼らは尻尾の毒が抜いてあり、カードには極めて従順だが、一方で感覚が鍛えられているため、ジェダイに激しい敵意を剥き出しにする。また、後にこの惑星を征服したユージャン・ヴォングは独自の有機テクノロジーでヴォーンスカーを改造し、ヴォクシンという恐ろしい生物を作り出した。ヴォクシンは凶暴性とフォース感知能力が特に強化されており、多くのクローンが銀河系各地でジェダイ抹殺のために利用されたのだった。

ボギー bogey

種別:
ケッセル産エネルギー体
原住地:
ケッセル
大きさ:
体長1.0メートル

bogey

ケッセルの薄暗い洞窟内に棲息するボギーは、まばゆい光を発してスパイス坑道を駆け周る1メートルほどの奇妙な霊体である。ボギーは現れるとうなりを発し、周囲にあるグリッタースティムの鉱脈を活性化させて閃光を放たせる。横穴から横穴へと出現するタイミングは全くの気まぐれであり、既にスパイスを採られた後の岩にぶつかると、その中に吸い込まれてしまう。

ケッセルの鉱山労働者たちがボギーを目撃することは非常に希であり、今までにも天然の坑道の奥深くでしか発見されたことがない。人工坑道に棲息するケッセルの生物は1匹も発見されたことがなく、鉱山労働者の中にはボギーがケッセルの複雑なスパイス生成環境と密接に関連しているのではないかと唱える者もいる。実際に、ボギーがエネルギー・スパイダーの格好の餌となっているのは周知の事実である。

ホラックス horax

種別:
肉食動物
原住地:
ネルヴァン
大きさ:
体高15メートル以上

horax

ホラックスは惑星ネルヴァンに生息する巨大な爬虫類型生物であり、十分に成熟した個体には、体高15メートルを超えるものも存在する。彼らは4本の脚で歩行し、体は硬いごつごつした皮膚に覆われている。この肉食爬虫類は鋭い歯の並んだ口を持っているが、それ以上に印象的な特徴は、胃から直接伸びているサーベルのような4本の牙である。さらに、ホラックスは鼻の先端から1組のシャベルのような角を生やしており、それらを使って木を丸ごと引き抜いたり、地中の生物たちの穴を掘り起こすことで、冬眠中の生態系を丸ごと食べてしまうのだ。また、ホラックスの長く重い尻尾には鋭い突起がたくさん並んでおり、先端は高密度な棍棒のようになっている。

ネルヴァンの住人たちにとってありがたいことに、ホラックスは個体数が極めて少ない生物である。事実、彼らは惑星が被っている気象変化に対応できず、絶滅寸前の状態にあるのだ。その巨体と本能的な縄張り意識から、ホラックスは惑星の広大なエリアに1匹しか存在しておらず、接近したとしてもその大きさによって簡単に察知することが可能である。

ロックラル村で暮らす原住民のネルヴァニアンたちは、ホラックスが、彼ら自身の尻尾のウロコから作られる特殊な薬品の匂いに嫌悪感を抱くことを発見した。1枚のウロコからでも十分な激臭を合成することができ、これを村の周辺に塗ることで、ネルヴァニアンは丸一年生き延びることができるのだ。この防衛策は、ネルヴァニアンの氏族文化における重要な要素の1つとなった。毎年、若いネルヴァニアンの男が寝ているホラックスを探すために送り出され、尻尾のウロコを手に入れて戻ってくる。これは一種の通過儀礼であり、この試練を成し遂げることによって、彼らは村の戦士としてより上位の地位を得ることができるのだ。

マカース makurth

種別:
肉食動物
原住地:
モルトック
大きさ:
不明

makurth

マカースはモルトックに生息する獰猛な夜行性の肉食獣である。2足歩行のマカースは頭から4本の角を生やしており、数キロメートル先まで聞こえる恐ろしい咆哮によって敵を攻撃する。銀河系最大の犯罪組織ブラック・サンも、彼らをボディガードとしてよく使っている。

ロック・ウォート rock wart

種別:
肉食動物
原住地:
タトゥイーン
大きさ:
体長1.0メートル

rock wart

タトゥイーンに生息するオレンジ色の昆虫型生物、ロック・ウォートは、大きな目と無数の牙を並べた垂直に開く大きな口を持っている。彼らの牙には猛毒が含まれており、その威力は一瞬にして人間を絶命させてしまうほどである。ロック・ウォートは普段は岩影に潜んでいるが、驚かされると攻撃に転じ、獲物に噛み付いて相手を死に至らしめる。そして、獲物の死骸を食べられるだけ頬張り、残骸の内部に穴を掘ると、そこに卵を産みつけるのだ。

ロベル lobel

種別:
雑食動物
原住地:
ダゴバ
大きさ:
不明

lobel

ダゴバの沼地に生息するロベルは、短い茎状部の先端に1つの目を持つ、巨大な4本足の生物である。彼らは自分の周囲に強力な磁場を形勢する特殊な器官を有しており、付近を通過する乗り物のナビゲーション装置を使用不可能にしてしまう。そのため、多くのパイロットにとって、ロベルの存在は頭痛の種となっている。

ワルー Waru

種別:
反フォース生命体
原住地:
他銀河系
大きさ:
不明

Waru

ワルーは反フォースが生命の一般的構造である別の銀河系出身の生物である。この銀河系においては、金色のウロコに覆われた巨大な肉塊として出現しているが、その姿は極めておぞましく、ウロコをめくるとその下にある生々しい肉から血液のような物質が滲み出している。ワルーはどんな形にも姿を変えることができるが、通常は球体に近い形を好んでいるようだ。

ヘスリア卿がクリシア探査ステーションで囚人に対する拷問を開始したとき、ワルーは銀河系の境界を経てこの世界に召還された。あらゆる苦痛によって引き起こされたフォースの歪みが、ステーション近郊にある結晶化した恒星によって生じる奇妙な時空の歪みと合わさって、正常なフォースの構造を引き裂き、ワルーを引き寄せたのである。ヘスリアは即座にワルーの重要性を認識し、取引を申し出た。ヘスリアはワルーからフォースを超える力を伝授してもらうことと引き換えに、ワルーをもといた銀河系に戻す手伝いをすると約束したのだ。ワルーはこの取引に同意し、ステーションの住民たちがワルーの存在についてささやくようになるまで、ヘスリアはワルーに囚人たちを生贄として捧げたのだった。

帝国が崩壊し、ヘスリアが闇に潜伏すると、ワルーはクリシア・ステーションの住民たちを抱え込むために影響力の輪を広げ、ワルーが繰り出す「奇跡」は宗教へと発展していった。だが、ワルーの演じる奇跡は彼にとって些細なゲームでしかなく、彼は真に強いフォース感知能力を持った人物が現れるまでの間、集めたフォースを使って傷ついた人々を癒していただけなのだ。ワルーは相手を自分の肉体で包み込み、その人物のフォース感知力を計測する。そして、フォースが強い者だった場合はそのまま飲み込んでしまい、その後、癒せるのは真に自分を信じている者だけであると主張するのだ。事実、彼の持つ癒しの能力に疑いを抱いている者は少なくなかった。

ハン・ソロのかつての恋人ザヴェリもまた、ワルーの奇跡に懐疑的な人間の1人だった。ワルーを発見した彼女はこの生物とヘスリアとの関係を見抜くと、ハンと新共和国に事実を通報し、新たなる脅威について調査させるべく、彼らの到着を促した。そして、新共和国はクリシア・ステーションで帝国を再興させようとするヘスリアの計画を察知し、それを妨害するために迅速な行動に出たのである。

ルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レイア・オーガナ・ソロも、ワルーを滅ぼすために奮闘するが、この生物の力がフォースの中にあるのではなく、反フォースの中にあることを認識するだけに終わった。ワルーもルークの強力なフォースを感じ、ヘスリアとの協定を無視して自分の銀河系へと戻るべく、ルークを飲み込もうとする。だが、ルークはハンとレイアの助けを借りてそれに抵抗し、逆にワルーに飲み込まれたのはヘスリアだった。こうしてヘスリアの強力なフォース・エネルギーを得たワルーは、生まれ故郷に戻ることができたのである。

ワンドレラ wandrella

種別:
雑食動物
原住地:
ミンバン
大きさ:
体長10〜15メートル

wandrella

ワンドレラは惑星ミンバンの沼地に生息する全長10から15メートルほどの巨大なイモムシのような生物である。燐光性のあるクリーム色の皮膚には茶色の縞模様が付いており、丸まった体の先端には多数の目が付いている。この生物はほとんど知性を持たない極めて原始的な動物であり、黒く鋭い歯の並んだ恐ろしい口で獲物を丸ごと飲み込んでしまう。また、移動するときは腹部に並んだ吸着器官を使用する。

Presented by じょじょ♪ <webmaster@starwars.jp>  (http://www.starwars.jp/