通商連合のヌート・ガンレイとルーン・ハーコに仕えるようプログラミングされた銀色のプロトコル・ドロイド。頻繁にメモリーを消去されているTC-14は、まさに完璧な忠臣である。このドロイドは主に召使いや通訳として利用され、膨大なエイリアン言語の知識を用いてニモイディアンたちの交渉を手助けしている。また、常に礼儀正しく従順なTC-14は、優れた観察力も兼ね備えている。通商連合の旗艦でオビ=ワン・ケノービとクワイ=ガン・ジンに対面したときも、彼女は2人の特使が実はジェダイであることに即座に気が付いたのだった。しかし、このときのジェダイたちへの接待が、彼女にとって最後の仕事となる。数日後にナブーの戦いが勃発し、アナキン・スカイウォーカーによって彼女が乗艦するドロイド司令船<サカック>が破壊されたとき、TC-14も宇宙の塵と化したのである。
OOM-9はナブー侵略および、その後のグンガン軍との戦いの際、通商連合のバトル・ドロイド部隊の指揮官を務めたドロイドである。バトル・ドロイド軍の全作戦指揮官と同様に、OOM-9も黄色いマーキングによって識別することができる。彼はドロイド司令船の中央制御コンピュータから直接命令を受信し、兵員にそれを伝達していた。バックパックには強力な通信装置と高度な動力供給装置が内蔵されている。だが、彼は仲間のドロイドたちと共に、アナキン・スカイウォーカーがドロイド司令船を破壊したときに無力になってしまった。
分隊長を表す黄色いマーキングを施されたOWO-1は、通商連合のドロイド司令船内に配置されたバトル・ドロイド分隊の指揮官である。彼とその部下の歩兵ドロイドたちは船内のゲストルームへ向かい、中で死んでいるはずのジェダイの特使2名を完全に消し去る任務を与えられていた。しかし、ジェダイたちは生きており、彼らは逆に破壊されてしまうのだった。
SSA-306は通商連合軍によるナブー制圧後、シード宮殿で護衛任務に就いていた警備用バトル・ドロイドの1体である。彼はナブーの戦いの序盤でレジスタンス軍による銃撃を受け、任務を全うした。
SSA-719は通商連合軍によるナブー制圧後、シード宮殿で護衛任務に就いていた警備用バトル・ドロイドの1体である。彼の任務は暴動が勢いを増す機会を得る前に、それを鎮圧することだった。このドロイドは攻撃こそが最大の防御であると信じている。
SSA-1015はジェダイを制圧させることを可能にするプログラムを与えられた警備用バトル・ドロイドである。当初、このドロイドはSSA-101となるはずだったが、製造工程におけるミスにより、SSA-1015になったのだった。
3B3-10は通商連合軍によるナブー制圧後にシード宮殿に配置されていた歩兵用バトル・ドロイドの1体である。彼は所属する分隊の隊長がアミダラ女王のブラスターに倒れた後、指揮権を引き継いだ。そのため、戦いの最中にドロイド司令船からの司令を自分へ迂回させていた。
3B3-21は通商連合軍によるナブー制圧後にシード宮殿に配置されていた歩兵用バトル・ドロイドの1体である。彼には必要に応じて担当するパトロール・ゾーンに増援部隊を呼ぶプログラムが組み込まれている。3B3-21は宮殿に侵入したアミダラ女王を捕らえ、ヌート・ガンレイ総督の待機する玉座の間へと連行したのだった。
3B3-888はナブーの草原地帯でグンガンの偉大なる軍隊と交戦した歩兵用バトル・ドロイドの1体である。彼はジャー・ジャー・ビンクスとターパルス隊長を捕らえた分隊に属している。
3B3-1204は軌道を封鎖している旗艦から、対ジェダイ用の戦闘戦術をプログラムされた歩兵用バトル・ドロイドである。2人のジェダイ、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービがアミダラ女王を連れてナブーからの脱出を図ろうとしたとき、彼は部隊の他のドロイドたちに自分が受信したプログラムを転送しようとしているところだった。
DFS-327は通商連合のドロイド司令船の防衛をプログラムされたドロイド・スターファイターの1機である。一度追い払った敵機を追跡することはないが、大型艦船への攻撃時には、敵艦の重要なシステムを無力化させることができる。
DFS-1015は通商連合軍のドロイド司令船に配置されたドロイド・スターファイターの1機である。このドロイドは、ドロイド・スターファイターによる攻撃戦略の効果を最大限に高めるための学習型サブルーチンを利用した戦術支援戦闘機だった。
DFS-1308は通商連合軍によるナブー侵略の際に、ナブーのN-1・スターファイターを分析していたドロイド・スターファイターの1機である。だが、彼にはN-1の動きに現れる人間の心理を計算することができなかった。
P-59は通商連合のドロイド司令船に配置されたデストロイヤー・ドロイド分隊の指揮官である。ジェダイの特使、クワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービが船の司令センターへ押し入ろうとしていたとき、彼は部下のP-60とともに侵入者の抹殺を命じられ、司令センターの入り口に派遣された。2体のドロイドはこの戦いでジェダイを倒すことがいかに難しいことであるかを思い知らされたが、彼らをドアの前から逃走させることに成功したのだった。
P-60はP-59の指揮するデストロイヤー・ドロイド部隊の一員である。彼らはドロイド司令船の司令センターに侵入しようとするジェダイの特使を抹殺する任務を与えられていた。
FA-4はドゥークー伯爵が所有する宇宙船操縦用のパイロット・ドロイドである。ドゥークーはジオノーシスから脱出する際、このドロイドにソーラー・セーラーを操縦させていた。