地名ガイド / ダゴバ

ヨーダの小屋 Yoda's hut

所在:
ダゴバ
所属:
ヨーダ

Yoda's hut

ダゴバの湿地帯にある奇怪な木々と沼の近くには、かつて銀河系で最後のジェダイ・マスターとして知られたヨーダの住んでいた泥小屋がある。その様子はコルサントにあった壮麗なジェダイ聖堂とは掛け離れていたが、銀河の政局が大きく変わり、ジェダイが次々と虐殺されていったことを思えば、この落差も当然のこととして理解できるだろう。

ヨーダはこの小屋で質素な生活を送っていた。彼は近代的な道具を一切持たず、ダゴバの自然が与えてくれるものだけに頼っていた。食事も小屋の中の囲炉裏で周囲の植物を調理し、木の根のシチューなどを作って食べていたのだ。

かつて、プファッシュでダーク・ジェダイの暴動が起こったとき、堕落したジェダイの1人が密輸業者ジョージ・カーダスの船を奪取してダゴバへと逃走した。ヨーダは逃亡者の足取りを突き止め、2人はこの沼沢惑星で死闘を演じることになる。やがてヨーダはこの戦いに勝利し、死んだダーク・ジェダイの憎悪のエネルギーは周囲の自然に吸収されていったのだった。

結果的に近くの洞窟の上で成長していた木はダークサイドが集約された存在となった。木に宿ったダークサイドのエネルギーは、遠方から見るとヨーダのライトサイドのエネルギーを相殺してくれるため、彼は数十年にわたって自身の存在を隠し通すことができたのである。

ヨーダはこの場所から銀河を襲う悲劇を観察し続けていた。しかし、彼が最も大きな関心を抱いていたのはルーク・スカイウォーカーの存在である。ヨーダはかつての自分たちが犯した過ちを正す機会を待っていた。ルークを訓練し、皇帝とヴェイダーを打ち負かす力を持ったジェダイに育て上げることは、彼の人生に課せられた最後にして最大の任務となるのだった。

邪悪の洞窟 The Cave of Evil

所在:
ダゴバ
所属:
ダークサイド

The Cave of Evil

邪悪の洞窟はダークサイドのエネルギーによって完全に覆われた領域であるが、この場所の起源についてはほとんど知られていない。ヤヴィンの戦いのおよそ5年前、プファッシュのダーク・ジェダイがスルイス・セクター全域で大騒動を巻き起こした。彼は密輸業者ジョージ・カーダスの船を乗っ取り、ダゴバに逃走したが、これを知ったジェダイ・マスター、ヨーダと対決の末、倒されたのだった。しかし、その巨大なエネルギーの名残りは現在でも邪悪の洞窟に漂っていると推測されている。

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