地名ガイド / ジオノーシス

ジオノーシスのドロイド製造工場 Geonosis droid factory

所在:
ジオノーシス
所属:
テクノ・ユニオン

Geonosis droid factory

ジオノーシスを訪問する理由を持つ者はほとんどいないが、いるとすればその目的は巨大なドロイド製造工場である。懸命に働く下層階級のジオノーシアンたちは、テクノ・ユニオンや他の商業ギルドへの奉仕の一環として互いに高度なテクノロジーを形成している。巨大な石筍の尖塔の1つを占めるこの独特なドロイド工場は、大型ベルトコンベアや機械部品を完成した戦闘オートマトンに組み立てるロボット・アームによってその大部分が自動化されている。何千ものバトル・ドロイド、スーパー・バトル・ドロイド、ドロイディカ、その他の機種がこの工場で一から完成に至るまで製造されているのだ。

テクノ・ユニオンの主要な技術開発企業であるバクトイド・アーマー・ワークショップは銀河系全域で工場を経営しているが、彼らは自社製品に対する法規制の増加によって製造プログラムの規模縮小を強いられた。バクトイドはファンドリィ、オード・セスタス、テルティ、バルモーラ、オード・リゾーンといった、インナー・リムやコロニー宙界の全域で工場を閉鎖したのである。

計算された動きの中で、バクトイドは自分たちの工場を共和国の管轄外に移動させ、ジオノーシスのようなアウター・リムの惑星に集中させた。バクトイド当局は非精錬金属の購入量の増加を将来の多様化への投資であると説明したが、実際には共和国の詮索の目を逃れて以前と同じ戦闘オートマトンを大量生産し続けていたのだ。結局、共和国による物資の追跡調査は、極少数の担当者が都合よく消えるだけで終わったのだった。

ジオノーシスの処刑闘技場 Geonosis execution arena

所在:
ジオノーシス
所属:
ジオノーシアン

Geonosis execution arena

ジオノーシアンは自分たちの資源を慎重に保護しており、貴重な食糧を囚人のために浪費することは愚かだと考えている。そのため、ジオノーシスの法廷における判決は一般的に死刑しかありえない。同様に処刑闘技場もこの単純な思想しか持たない生物たちにとっては娯楽に供する場所でしかないのだ。ジオノーシアンの支配階級はペトラナキまたは「葉脈」と呼ばれる最も印象的な闘獣競技のステージで賞賛を集めている。また、ハーディス・ザ・ヴォールテッドやポグル・ザ・レッサーのような大公たちは、政敵を処刑するためにもこのアリーナを使っていた。

処刑闘技場での戦いはとても人気が高いため、ジオノーシアンたちはこの惑星に生息する何種類かの人気生物たちを絶滅させてしまっている。そのため、武器メーカーに気に入られようとする企業顧客たちは、ジオノーシアンの奉仕への対価として一風変わった凶暴な猛獣を提供したのだった。闘技場で最強の怪物であるアクレイも外の惑星から連れて来られてきた生物であり、ジオノーシスの自然環境でより獰猛になっている。

多くの野心的なジオノーシアンにとって、この闘技場は強固な階級構造に隔てられたジオノーシアン社会における唯一の昇格の機会でもある。闘技場で自らの価値を示すことによって、身分の低いジオノーシアンはより上位の階級に昇格することができ、貴族階級からもしぶしぶながら尊敬の念を与えられるのである。

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