メカニック・ガイド / 独立星系連合

ジオノーシアン・ファンブレード・スターファイター Geonosian fanblade starfighter

機種名:
ギニヴェックス級スターファイター
製造元:
ヒュープラ・パーサ・ティスク・シップウェイト・コレクティブ社
級種:
不明
分類:
宇宙戦闘機
大きさ:
不明
速度:
不明
操縦要員:
1名
乗員定員:
不明
搭載機:
不明
積載重量:
不明
航続期間:
不明
価格:
不明
動力機構:
不明
推進機構:
ハイパードライブ
航行装備:
航法コンピュータ、シールド、シールド用エネルギー伝送板、各種センサー
武装:
ダブル・レーザー・キャノン 2基
機体材質:
不明

Geonosian fanblade starfighter

ドゥークー伯爵は、芸術とテクノロジーの両面において、抽象的かつエキゾチックなエイリアン文化にもよく精通していることが知られていた。彼が好んで使用しているパンウォーカ116級ソーラー・セーラーも、こうした評価に対する顕著な例の1つである。その性能に感心したドゥークーは、ジオノーシスのヒュープラ・パーサ・ティスク・シップウェイト・コレクティブ社に、彼専用の宇宙戦闘機を6機作るよう依頼している。しかし、ドゥークー自身は飛び立つ際にドロイドに操縦させることを好んでいたため、この時点で彼が何のためにこの発注を行ったのかは定かではなかった。

攻撃力の高いジオノーシアン・エア・パトロール・スキマーを一部参考にして作られたギニヴェックス級スターファイターは、その最も特徴的な形状によって、非公式に「ファンブレード」と呼ばれている。この細身で優雅な宇宙船は、背部から腹部の表面にかけて伸びる虹色の扇のような翼を持っているが、この翼は船体から照り返しによる紅潮を隠すため、内部に折りたたむことも可能である。

このファンは戦闘モードの際に広げられ、本体から伸びる1対のブーム・アームに沿って、半円状に展開される。それぞれのアームの先端にはダブル・レーザー・キャノンが搭載されており、これらは前方掃射位置にまで回転した後、ロックされる。そして戦闘モードになると、これらのレーザー・キャノンが猛烈な炎の弧を描くことになるのだ。また、ブーム・アームが閉じた場合でも、これらのキャノンは特別なジョイントによって固定されているため、常に進行方向を向き続けるようになっている。

戦闘モードはこの戦闘機の形状を非常に大きくしてしまうため、結果的に敵パイロットの目を引きやすくなるのも事実である。しかし、このファンは一風変わった材質でできており、偏向シールド用のエネルギー伝送板としても役立っているのだ。シールドに十分なエネルギーが与えられると、ファンブレードは極めて耐久性の高い戦闘機となる。だが、この場合のエネルギー出力は、この戦闘機をセンサー上におけるビーコンのように目立たせることになり、結果的に敵機からの集中攻撃の的とされることも多い。

ファンブレードは通常の亜光速ドライブおよびハイパードライブを搭載しているが、このファンは推進機構の代わりとしても役立っており、こうした面でもドゥークー伯爵のソーラー・セーラーにおける帆と類似していると言えるだろう。また、非戦闘モードでは強力なシールドによる利点が失われるが、その代わりに機体の形状が小さくなるため、敵に捕捉される確率も低くなる。同様に亜光速エンジンの内部に組み込まれたイオン流制御装置も、非常にステルス性の高いものとなっている。一方で、機体の先端には、ヒューマノイド用に特別に設計された球形のコクピットが用意されている。

ダーク・ジェダイのアサージ・ヴェントレスがドゥークー伯爵の部下となったとき、伯爵は6機のファンブレードをラタータックにある彼女の本拠地に配置した。しかし、アサージはクローン大戦を通じて、アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービにそれぞれ1機ずつ、2機の戦闘機を奪われている。一方で、残る4機がどうなったのかは、現在のところまったく知られていない。

サイズミック・タンク seismic tank

機種名:
サイズミック・タンク
製造元:
ホア・コール・エンジニアリング社
級種:
サイズミック・ホバー・タンク
分類:
ウォーカー
大きさ:
全高55メートル
速度:
不明
操縦要員:
不明
乗員定員:
不明
搭載機:
不明
積載重量:
不明
航続期間:
不明
価格:
不明
動力機構:
不明
推進機構:
不明
航行装備:
不明
武装:
サイズミック・ドライバー 1基
機体材質:
不明

seismic tank

通商連合のような巨大企業体は有能な法律部門を抱えており、彼らの軍事力を制限しようとする共和国の法を巧みに回避している。そして、強力な軍事資産は産業的利用を口実として隠されていることが多かった。事実、法律的見解によると、ホア・コール・エンジニアリング社によって開発されたサイズミック・タンクは採鉱用車両であり、コマース・ギルドや他の企業も同様の方法によってその使用を正当化できたのである。だが、クローン大戦が勃発すると、このような偽装工作も、もはや必要なくなったのだった。

この巨大なリパルサーリフト車両は強力な武器を搭載しており、その名称はタンクの中心部にある巨大なサイズミック・ドライバーに由来している。磁気インペラが摩擦のないドライバーを中央の溝へと送り出し、その重たい金属コアがドライバーに想像を絶するほどの慣性を生じさせるのだ。溝を出たドライバーは凄まじい衝撃と共に猛スピードで地面に激突し、最も堅い地表をも波立たせる強力な衝撃波を巻き起こす。採鉱利用の際には、この一撃で地殻惑星に見られる周囲の岩や土を粉々に粉砕し、爆発によって生じた埃まみれの堆積物から、より硬質な鉱物や金属を採集することになる。一方で、軍事利用の際には、この巨大ハンマーによる殴打から生き延びた敵がいたとしても、その後の衝撃波であらゆるものが破壊されるのだ。

磁気インペラはドライバーを溝の中で完全な垂直状態に保っており、これによって衝撃波がシャフトから上がってきたり、車体のほかの部分に伝播してくるような事態を防いでいる。また、サイズミック・タンクはずんぐりとした4基のリパルサーリフト発生装置によって地上から30メートル以上にまで浮遊することができ、車体内部の下層区画には、安定化用リパルサーリフトの裾が並べられている。さらに、このリパルサーフィールドはサイズミック・ドライバー自体を包み込まないように作られているため、衝撃によって重力が失われるようなことは一切ないのだ。しかしその結果、サイズミック・タンクは扱いにくく、速度も遅い兵器になってしまったのである。

サイズミック・タンクの操縦は頂上部の司令ブリッジから、バトル・ドロイドによって行われている。ただし、ふとした操縦ミスによって破壊的な威力を持った衝撃波が内部をずたずたにしてしまう危険性があるため、司令ブリッジでは、常に専属の修理ドロイドによる入念な監視も併せて行われている。

マンタ・ドロイド・サブファイター manta droid subfighter

機種名:
マンタ・ドロイド・サブファイター
製造元:
カイ・チャー聖堂工場
級種:
ドロイド・サブファイター
分類:
スピーダー
大きさ:
不明
速度:
不明
操縦要員:
永久型ドロイド・ブレイン 1基
乗員定員:
不明
搭載機:
不明
積載重量:
不明
航続期間:
不明
価格:
不明
動力機構:
不明
推進機構:
不明
航行装備:
不明
武装:
レーザー・キャノン 2基、エネルギー魚雷発射管 2門
機体材質:
不明

manta droid subfighter

ナブーやマーラメアといった水の惑星での軍事行動がことごとく失敗に終わったことを踏まえ、通商連合は水中用戦闘兵器の研究開発に対する投資を開始した。通商連合による軍事用ドロイドの開発を禁じた共和国の法も、この計画にとっては瞬間的な妨げでしかなかったのである。通商連合の高官たちはプロトタイプ機を移動させ、その存在を共和国査察団の目から隠そうとしていた。そして事実を知る者には賄賂を贈り、あまりにも多くを知り過ぎてしまった者は、事故に見せかけて始末していたのだった。

ホア・コール教団から分裂した信心深いカイ・チャリアンの技術者たちは、辺境の私有地に引きこもり、そこで水中用戦闘機を開発した。その結果、不都合なことに彼らの持つ神秘的な設計能力も隔離の影響を受け、最終製品にもいくつかの設計上の限界が存在している。だが、それでも群れをなして解き放たれるマンタ・ドロイド・サブファイターは驚異的な戦闘兵器であると言えるだろう。

流線型の魚雷のような姿をしたドロイド・ボディには、前方に巨大な潜水板が被せられている。この潜水板の前端には電動フィールドがあり、これとリパルサーリフトによって起動される超空洞型進路指示装置とを組み合わせた設計によって、マンタ・サブファイターは水中で超高速かつ驚異的な機動性を発揮することができるのだ。また、潜水板のくぼみに取り付けられたツイン・バレルはレーザー・キャノンまたは魚雷発射管として使用することができ、特に2、3の機種では互いに連結された集合体バレルによって同一機体に両方の武器を搭載することが可能になっている。

しかし、カイ・チャリアンはドロイド・スターファイターの設計に見られる幾何学的可変構造を再現することができなかった。深海における高水圧下で機体を変形させる駆動サーボモーターは、あまりにも実現性に乏しかったのだ。だが、この失敗に対する保証策として、カイ・チャリアンたちはこの戦闘機に随行させる別の乗り物を無償提供している。そのなかの1つは大型母船であり、もう1つはMVR-3スピーダーを操縦するバトル・ドロイド用の水中適応化キットである。

トライ=ウィング・シャトル tri-wing shuttle

機種名:
トライ=ウィング・シャトル
製造元:
独立星系連合
級種:
トライ=ウィング・シャトル
分類:
宇宙戦闘機
大きさ:
不明
速度:
不明
操縦要員:
1名
乗員定員:
不明
搭載機:
不明
積載重量:
不明
航続期間:
不明
価格:
不明
動力機構:
不明
推進機構:
不明
航行装備:
不明
武装:
レーザー・タレット 2基
機体材質:
不明

tri-wing shuttle

トライ=ウィング・シャトルは、グリーヴァス将軍がパルパティーン最高議長を誘拐した後、コルサントを脱出する際に使用したシャトルである。だが、この特別なシャトルについて知られていることは非常に少ない。

ジェダイ・マスター、メイス・ウィンドゥを載せたLAAT/iガンシップが付近を飛んでいたとき、このシャトルのIG-100マグナガードの乗員はメイスのガンシップを撃墜した。しかし、メイスは墜落前にジャンプして脱出し、シャトルの逃走を阻もうとする。グリーヴァスは彼と対峙するが、ジェダイ・マスターのフォースによって胸部にダメージを受け、内臓部に慢性的な痙攣状態を引き起こしてしまった。その後、彼はウータパウでオビ=ワン・ケノービに倒されるまで、不快な咳を続けることになる。

このシャトルはグリーヴァスのプロヴィデンス級キャリアー/デストロイヤーの旗艦<インヴィジブル・ハンド>へと逃走した。そして、コルサントの戦いが終わり、<インヴィジブル・ハンド>が2つに割れ、コルサントの地表に不時着する過程で、このシャトルも破壊されたものと考えられている。

Presented by じょじょ♪ <webmaster@starwars.jp>  (http://www.starwars.jp/