テクノロジー・ガイド / ユージャン・ヴォングの生物

アンフィスタッフはユージャン・ヴォングの戦士が好んで使う邪悪なヘビの姿をした武器である。これらはユージャン・ヴォングが使うすべての道具と同じく有機体でできた生物であり、彼ら独自の生物工学によって造られている。

アンフィスタッフは体の一部または全体を石のように硬くしたり、首と尻尾を平らにすることによってカミソリのような鋭い切れ味を出すこともできる。また、ユージャン・ヴォングの使い手によっては柔軟なムチのような使い方をすることもあり、尻尾の握りの部分を堅くしたまま頭部を柔軟にし、神経毒のある歯で敵に噛み付くことによって、相手を麻痺させることも可能である。

さらに、アンフィスタッフは槍のように使うことによって恐ろしいミサイル武器にもなりうる。また、20メートル以上の弧を描いて毒を吐き出すこともでき、それを毛穴や傷口を通じて敵の体内に送り込む。こうすることによって敵を確実に失神させ、一瞬にして視力を奪い、ゆっくりと何時間もの苦しみを与えながら虐殺することができるのだ。

ユージャン・ヴォングの生物工学によって造られた水中用呼吸装置ヌリスは、使用者の顔に張り付く柔らかい星型の生物である。ヌリスの中央部には巻き髭状の器官があり、それを使用者の喉にそって巻き付けることによって付着する。そして一旦張り付くと、その巻き髭を通じて水中から酸素だけを取り出すことができるのだ。ユージャン・ヴォングは、通常これらをウーグリス・クローカーと組み合わせて使用している。