スター・ウォーズ用語集

ここはまだ作りかけです。

あくまでもバックグラウンドに対する用語集です。キャラ名など、作品中で使用される用語は対象としていません。

人名の敬称はすべて省略しています。

新規追加・内容変更のリクエストはこちらからどうぞ(内容は省略可ですが、なるべく書いてください)。

英数字

12インチ
スター・ウォーズで「12インチ」というと、かつてはハズブロー社のラージサイズ・フィギュアであり、現在はサイドショウ社のリアルなフィギュアのことを指す。
20世紀フォックス 20th Century Fox
スター・ウォーズ・シリーズの配給会社。1970年代に業績不振で倒産寸前の危機を迎えていたが、スター・ウォーズを配給したことによって息を吹き返した。日本法人はフォックス・ジャパン。
3.5インチ
スター・ウォーズで「3.5インチ」というと、旧ケナーおよびハズブローのベーシック・フィギュアのことを指す。
amt
アメリカの模型メーカー。mpc社と並び、過去にスター・ウォーズのプラモデルを多数リリースした。
CCG
Customizable Card Game の略。Decipher が手がけていたスター・ウォーズのカードゲームのことを指す。数千枚のカードを擁した壮大なゲームだったが、エピソード I 後に販売元がスター・ウォーズから撤退した。写真のセンスが秀逸で、カードの資料的価値も高かったため悔やまれる。
DLP
Digital Light Processing の略。従来のフィルムに光を当てるのではなく、デジタルで出力された画像に光を当ててスクリーンに投影する技術。フィルムと比べて解像度と分解能が高く、映像が美しい。国内では エピソード II 以降に使用された。デジタル・データをハードディスクに記録して利用することが多いため、長距離配信が容易。それゆえ公開間際まで編集可能であり、同じ作品でもフィルム版とDLP版で内容が若干異なる場合がある。
EU
Expanded Universe の略。拡張世界のこと。
FF
Freeze Frame の略。フリーズ・フレームのベーシック・フィギュアのこと。
ILM
Industrial Light & Magic の略。映画の視覚効果を行う専門の会社で、1976年にエピソード IV の製作にあわせて、ルーカスやジョン・ダイクストラ、リチャード・エドランドらによって設立された。スター・ウォーズ以外にも多数の映画の特殊効果を手がけている。現在は特撮技法の主流がCGへと変化したため、ILMも独立した企業ではなく、ルーカス・デジタル社の一部門となっている。
LFL
Lucasfilm Ltd. の略。ルーカスフィルム社のこと。
mpc
アメリカの模型メーカー。amt社と並び、過去にスター・ウォーズのプラモデルを多数リリースした。
TCG
Trading Card Game の略。Wizards of the Coast が手がけているスター・ウォーズのカードゲームのことを指す。Decipher の CCG の続編のような感じだが、カードに互換性は無い。エピソード II 以降に登場し、旧三部作のカードも出続けている。
THX 1138
1971年にルーカスが監督した初の長編映画。その名の通り『THX 1138:4EB』の長編化である。評価は高かったがそれほど売れなかった。
THX 1138:4EB
1967年、ルーカスが学生時代に製作した初の監督作品。サブタイトルは『電子的迷宮』。数々の賞を総なめにした。後のTHX規格の名称の楚となったという説があるが、単なる偶然らしい。
THXシネマ THX Cinema
Tomlinson Holman's Xover の略。ルーカスとホルマン博士によって考案された音響および映像に関する規格で、これに準拠した映画館やAV機器、VHS、LD、DVDなどのメディアには、審査を経て認定ロゴプレートが与えられる。最近はPC用の規格もできたらしい。ホームTHXと呼ばれる家庭用AV機器の規格には、THXウルトラ2、THXセレクト、THXサラウンドEXなどいくつかのグレードが存在する。審査を行うのはその名もTHX社である。
WEG
West End Games の略。ウエスト・エンド・ゲームズ社のこと。

ア行

アーヴィン・カーシュナー Irvin Kershner
エピソード V の監督。ルーカスが製作総指揮の作業に没頭するために敢えて起用した。彼の学生時代の恩師でもある。1923年生まれ。
アラン・ラッド・ジュニア Alan Ladd Jr.
元俳優にして、20世紀フォックスの名プロデューサー。ルーカスの持ち込んだスター・ウォーズの企画に、大博打とも言えるゴー・サインを出した。結果的に史上空前の大ヒットを実現させ、当時破産寸前だったフォックス社を救うことになる。
イウォーク・アドベンチャー
『ジェダイの帰還』で人気を博したイーウォックを題材にして、1984年に製作されたテレビ・シリーズ。日本では劇場公開された。原題は "The Ewok Adventure" 。DVD化の際はイウォーク・アドベンチャー2部作の第1話として『勇気のキャラバン』と改題された。続編の『エンドア 魔空の妖精』(改題後は『決戦!エンドアの森』)もある。
ウィザード・オブ・ザ・コースト Wizards of the Coast
マジック・ザ・ギャザリングなどで知られるアメリカのゲーム会社。WEG社が経営破綻によってスター・ウォーズから撤退した後、同分野を引き継ぎ、TRPG 本や設定本を多数リリースしている。さらにはデサイファの CCG も引き継ぎ、TCG を発売している。ただし、いずれも前の製品とは互換性が無い。
ウィロー Willow
原案ルーカス、監督ロン・ハワードの、ムーフィング・アニメーションやデジタル合成を駆使したファンタジー映画。1988年に公開され、2001年には特別篇がリリースされている。2006年4月1日、公式サイトでスター・ウォーズのスピンオフ作品になったと報じられたが、エイプリル・フールのジョークだった。
上杉裕世 Yusei Uesugi
日本が誇るILMのCGアーチスト。欽ちゃんの仮装大賞で優勝し、その賞金で渡米したのは有名な話。エピソード VI 特別篇のコルサントのシーンで、悲願のスター・ウォーズ・デビューを果たした。
ウエスト・エンド・ゲームズ West End Games
アメリカの TRPG(テーブルトーク型RPG)専門メーカー。スター・ウォーズの RPG を扱い、1980年代後半からおよそ10年の間に無数の書籍を送り出した。スター・ウォーズ・ユニバースの設定構築に多大な功績を残したが、業績不振で倒産状態となり、会社は存続しているものの、スター・ウォーズからは既に撤退している。
エフエックス
竹書房、ソニー・マガジンズに続き、スター・ウォーズの邦訳版小説を出版している会社。元イオンの高貴準三氏が独立して設立した。
エレクトロニック・アーツ
国内のゲーム会社。マイクロマウスのスター・ウォーズ撤退後、ルーカスアーツの販売代理店となった。マイクロマウス以上に気合が入っており、ファンとしては嬉しい限り。
エンドア 魔空の妖精
テレビ・シリーズ『イウォーク・アドベンチャー』の続編。1985年に製作された。前作と同様に、日本では劇場公開されている。原題は "The Battle for Endor" 。DVD化の際に『決戦!エンドアの森』と改題された。
オークラ出版
邦訳版スピンオフ小説に新規参入した出版社。「ラスト・オブ・ジェダイ」、「ジェダイ・クエスト」などのジュニア・ノベル・シリーズの邦訳版を出版している。
親指ウォーズ
1999年、スティーヴ・オーデカーク監督作品。親指にCGで人間の顔を合成したパロディ映画、親指シリーズのスター・ウォーズ版。非常にくだらない内容。原題は "THUMB WARS:THE PHANTOM CUTICLE" 。

カ行

カートゥーン・ネットワーク Cartoon Network
「サムライ・ジャック」などで知られるアメリカのアニメ専門チャンネル。2003年秋と2004年春に、スター・ウォーズのアニメ・シリーズ「クローン大戦」を放映した。国内ではスカイパーフェクTV!や、CATV経由で観ることができる。
偕成社
主にジュニア小説の邦訳版を発行していた会社。スター・ウォーズだけでなく、ヤング・インディ・ジョーンズのジュニア小説も手がけている(こちらのほうが多い)。その他にも新三部作のデータブックなど、取扱商品には子供向けの書籍が多い。もともとそういう会社なのだ。
海洋堂
国内の大手模型メーカー。ガレージ・キットに強みを持つ。過去にスター・ウォーズのソフビ模型をリリースした。最近は食玩でも有名。
拡張世界
スター・ウォーズ・ユニバースにおける、映画とスピンオフを融合させた世界観のこと。例えば、映画のみの設定ではボバ・フェットは死亡しているが、拡張世界では生還を果たしているなどの違いがある。英語表記だと Expanded Universe だが、略して EU ということも多い。
河原一久 Kazuhisa Kawahara
特別篇VHS、旧三部作DVD、エピソード III などの字幕監修者。本職が映像関係のため、脚本の研究にも定評があり、スター・ウォーズ関係の著書も少なくない。ちなみに、管理人も共著させてもらったことがある。
キャプテンEO Captain EO
1986年、当時人気絶頂だったマイケル・ジャクソンを起用し、フランシス・コッポラとルーカスのコンビで製作されたディズニー・ランドのアトラクション。当時としては珍しい3D短編映画だった。現在ではほとんどのパークから姿を消している。
旧三部作
通常、エピソード IV〜VI を指してこう呼ぶ。なぜなら、これらが先に作られたため、旧作に相当するから。「クラシック・トリロジー」と呼ぶ場合もあり、単に「トリロジー」と言った場合も旧三部作を指すことが多い。オリジナル版と特別篇とがあるが、特に意識はしない。
クラシック・トリロジー
旧三部作のこと。
黒澤明
世界的に有名な日本人映画監督(故人)であり、「世界のクロサワ」と呼ばれていた。スター・ウォーズ・シリーズ、特に旧三部作には、技法、ストーリーを問わず彼の作品に対するオマージュが随所に見られ、ルーカスが彼から多くの影響を受けていることが窺える。
クロニクル
通常は、スター・ウォーズ・クロニクルのことを指す。
クローン大戦
カートゥーン・ネットワークによるスター・ウォーズのアニメ・シリーズ。その名の通りクローン大戦をテーマにしており、現在までに1話あたり5分(最終話のみ10分)の20話からなる第1部と、15分の5話からなる第2部が発表されている。放映前は極度にデフォルメされたキャラ・デザインが物議を交わしたが、結果的には大好評を博した。
螢雪ジェダイ
その昔、スターログ誌に連載されていたスター・ウォーズのコーナー。古めかしい新聞風の構成で、スター・ウォーズに関連した時事情報を扱っていた。本誌と同時に消えたが、ネット上でも数回刊行された。螢雪は「けいせつ」と読む。
ゲイリー・カーツ Gary Kurtz
エピソード IV、V のプロデューサー。ルーカスと仲たがいし、スター・ウォーズから離れてしまった。1940年生まれ。
決戦!エンドアの森
テレビ・シリーズ『イウォーク・アドベンチャー』の続編。1985年に製作された。当初、日本では『エンドア 魔空の妖精』の邦題で劇場効果、テレビ放映、ビデオ発売がなされたが、DVD化の際にイウォーク・アドベンチャー2部作の第2話としてこのタイトルに改題された。原題は "The Battle for Endor" 。
ケナー Kenner
旧三部作公開当時から、スター・ウォーズ関連商品の中でも最大の領域を占めるフィギュアを発売していた米企業。1980年に業績不振でハズブロー社に吸収された。
恋に落ちたジョージ・ルーカス
ルーカスの学生時代をスター・ウォーズのパロディで再現した超短編映画。ルーカス自身に絶賛され、DVD化もされた。DVDではメイキングの方がはるかに長い。原題は "George Lucas in Love" 。
ゴーモーション
フィル・ティペットによって開発され、エピソード VI で初めて導入されたアニメーションの新技法。模型とカメラの双方にモーターを組み込み、これらをコンピュータ制御でシミュレーションすることでリアルな動きを再現する。
コムテック・チップ
エピソード I の頃のベーシック・フィギュアに付属していた小さなチップ。別売りのコムテック・リーダーの上を通すことで、そのキャラの音声が再生される。当時、その動作原理について様々な議論を巻き起こしたが、実はJRのSUICAと同じ原理。若干昔の製品である分、厚みがある。
コムテック・リーダー
コムテック・チップに仕込まれた音声データを再生させる装置。エピソード I でクワイ=ガンが使用したコムリンクと同じ形状をしているが、かなり大きい。

サ行

サイドショウ Sideshow
リアルな造詣で定評のあるフィギュア・メーカー。ハズブロー社の承諾を得てスター・ウォーズの12インチ・フィギュアの製作・販売を引き継いだ。同社の製品は非常に質が高い。
シャドウ・ムーン Shadow Moon
映画『ウィロー』の続編小説で、映画の登場人物たちのその後の冒険が描かれている。著者はジョージ・ルーカス・・・ということになっている。
シュノーケル・カメラ
極めて口径の小さい特殊カメラ。通常のカメラが入り込めない狭い空間での撮影が可能。エピソード VI のデス・スターへの突入シーンなどで活躍した。
小学館プロダクション
国内におけるスター・ウォーズの版権の元締め企業。関連商品を売り出したいときなどは、まずここに相談することになっている。インディ・ジョーンズやエイリアンなどの版権もここが管理している。もっといろいろやってほしいが、腰が重いらしい。
ジョージ・ルーカス George Lucas
スター・ウォーズ・サーガの創造主。映画全作の原作者であり、エピソード I、II、III、IV の監督を務めている。1944年生まれ。スター・ウォーズの世界的な大ヒットで、世界有数の資産家となった。
ジョー・ジョンストン Joe Johnston
旧三部作の特撮監督。メカ・デザインも多く手がけており、スター・デストロイヤー、TIEファイター、<ファルコン>などのデザインを生み出した。スター・ウォーズ以降は監督としても活躍中。1950年生まれ。
ジョン・ウィリアムズ John Williams
スター・ウォーズの映画全作の音楽を担当。インディ・ジョーンズ、スーパーマン、ジョーズ、ジュラシック・パークなど、数々の映画音楽を手がけており、オスカーも多数受賞している。1932年生まれ。
ジョン・ダイクストラ John Dykstra
ILMの設立メンバーの1人。スター・ウォーズの初期の視覚効果を支えた功労者である。特撮用カメラ、ダイクストラ・フレックスを開発し、特撮監督を担当したエピソード IV でオスカーを受賞した。その後、エピソード V を前に独立し、ILMを去る。1947年生まれ。
ジョン・ノール John Knoll
世界が誇るCG界の第一人者。兄弟でアドビ社のフォトショップを開発したことで知られている。旧三部作特別篇、および新三部作で視覚効果を担当し、様々なCGキャラを生み出した。
ジョン・モロ John Mollo
旧三部作の衣装デザイン担当者。ラルフ・マクォーリーと共に数々のユニークなキャラクターたちを生み出した。1931年生まれ。
新三部作
エピソード I〜III を指してこう呼ぶ。こちらの方が後に作成され、新しいからである。「プリークェル・トリロジー」や、あるいは単に「プリークェル」と言っても同意。
スカイウォーカー・サウンド Skywalker Sound
ルーカスが設立した音響効果専門の製作会社。当初はスプロケット・システムズと呼ばれていたが、後に改名され、現在はルーカス・デジタル社の一部門となっている。THXサラウンドEXなどを世に送り出した。
スカイウォーカー・ランチ Skywalker Ranch
カリフォルニア州サンラファエルにある広大な敷地内に作られた屋敷。ルーカスの自宅であり、仕事場であり、ルーカスフィルム社の本拠地でもある。選ばれし者しか立ち入りを許されないと言われている。
スター・ウォーズ・インサイダー Star Wars Insider
アメリカのオフィシャル・ファンクラブの会報。会員に隔月で送付されるが、書店でも購入できる。各種最新情報やマニアックな特集で構成されており、会員限定グッズの購入も可能になっている。邦訳版もソニー・マガジンズから刊行されているが、こちらは雑誌ではなく不定期発行のムックである。
スター・ウォーズ・ウィークエンド Star Wars Weekend
毎年5月にフロリダのディズニーワールドで行われているスター・ウォーズの祭典。パーク内にはコスプレしたファンが大勢集まり、限定グッズが大量に発売される。
スター・ウォーズ・クロニクル
日本オリジナルで製作されたスター・ウォーズ年代記であり、超豪華写真集でもある。定価20,000円もするが、大判で見やすい写真や、初公開画像がふんだんに盛り込まれており、その価値は十分にある。発売元は竹書房だが、後にメディアワークスからは3分冊版も発売され(一応、特別篇と謳われた)、英語に逆翻訳もなされた。
スター・ウォーズ・ファクトファイル
デアゴスティーニ社による週刊スター・ウォーズ大百科事典。エピソード III を待たずに打ち切られたが、全121冊のボリュームは圧巻と言えよう。本家イギリス版は140冊だが、それは日本語版の方がページ数が多いからで、ばらせば内容は同じである。他にはドイツ語版があるが、アメリカ版は存在しない。
スター・ツアーズ Star Tours
東京ディズニーランド、フロリダのディズニーワールド、そしてディズニーランド・パリにあるスター・ウォーズ関連のアトラクション。スター・スピーダー3000に乗ってエンドアへの旅に出るという設定だが、実際には失敗する。
スターログ Starlog
その昔、ツルモトルームから出版されていたSF専門誌の日本語版。スター・ウォーズに関する2つの連載記事「帝国通信」と「螢雪ジェダイ」があった。廃刊となって久しいが、1999年に竹書房から季刊で復活。内容は日本オリジナルの構成で、かつての面影は無いが、「帝国通信」は復活している。
スチュワート・フリーボーン Stuart Freeborn
旧三部作当時、クリーチャーなどのキャラクター・デザインを担当するために設置された、ILMのモンスター工房の責任者だった人物。カンティーナ・エイリアンを数多く手がけたが、チュニジアンで体調を崩し、その後の作業はリック・ベイカーへと引き継がれた。それでもエピソード IV では、メイクアップ部門のオスカーを獲得している。1914年生まれ。
ステディカム
ジャイロ機構が組み込まれたハンディ・カメラ。手に持って移動する際に発生する震動を吸収し、滑らかで安定した映像を撮影することができる。エピソード VI のスピーダー・バイクのシーンで使用された。
ストップモーション
最も原始的な特殊撮影技法の1つ。原理的にはアニメーションと同じであり、模型を少しずつ動かし、1コマずつ撮影することで、模型が動いているように見せる。デジャリック・ホロゲーム、AT-AT、トーントーンなどのシーンで利用されている。
スピンオフ
映画の設定やキャラなどを引き継いで、派生した物語。スター・ウォーズでは小説、コミック、ゲームなど、様々なメディアに無数のスピンオフが存在している。映画とスピンオフを併せた世界を拡張世界(Expanded Universe)と呼ぶ。
スペースボール
1987年、メル・ブルックス監督作品。スター・ウォーズのパロディ映画としては最も規模が大きく、最も有名な作品。原題は "Spaceballs" 。
スプロケット・システムズ Sprocket Systems
視覚効果を担当するILMに対して、音響効果を担当する会社としてルーカスが旗揚げした企業。その後、スカイウォーカー・サウンドと改名され、ILMと共にルーカス・デジタルに統合された。
ソニー・マガジンズ Sony Magazines
日本国内でスター・ウォーズの関連書籍を扱っている会社。エピソード I の前に竹書房から出版権を引き継いだ。書籍の発行頻度は上がったが、同時に価格も跳ね上がった。

タ行

ダイクストラ・フレックス
ジョン・ダイクストラが開発したモーション・コントロール・カメラの初代機。デス・スター・トレンチのシーンで多用され、その威力を見せつけた。
大日本絵画
モデルグラフィックス誌を刊行している出版社。同誌は1993年から6年間にわたって「帝国通信の逆襲」を連載し、スター・ウォーズの冬の時代に一部のファンの心の支えとなってくれた。
タカラ
一時期スター・ウォーズのCCGの輸入販売代理、および日本語版の販売を手がけていたが、売れないので辞めたらしい。後にトミーと合併した。
タカラトミー TAKARA TOMY
ハズブロー社のフィギュアの国内における輸入販売代理店。その他にも食玩やカードを扱っている。タカラ社とトミー社が合併した。
ダグ・チャン Doug Chiang
新三部作の美術監督を務める東洋系アメリカ人。旧三部作におけるラルフ・マクォーリーの役割を果たしている。数多くのプロモーション画や、メカ・デザインを手がけた。
竹書房
『帝国の後継者』から始まったスピンオフ小説の邦訳版を発行していた会社。だが、『新反乱軍』を最後にソニー・マガジンズに権利を委譲し、その後はスター・ログでスター・ウォーズ関連情報を発信している。
ツルモトルーム
昭和50年代にスターログの日本語版を発行していた会社。最近はイベント会社のようになってるらしい。スターログは竹書房から装いも新たに復活している。
デアゴスティーニ DeAGOSTINI
オマケ付き週刊誌で一世を風靡した出版社。もともとイギリス企業だが、日本法人もあり日本オリジナルの雑誌もある。2002年から2年半の月日をかけて、週刊スター・ウォーズ・ファクトファイルを送り出した。
帝国通信
かつてスターログ誌に掲載されていたスター・ウォーズ情報の連載コーナー。インターネットも無かった時代に定期的に情報を入手するには、これを読むしかなかった。本誌の消滅と同時に消えたが、その後、モデルグラフィックス誌上で「帝国通信の逆襲」として突如蘇る。その後、「逆襲」も打ち切られたが、竹書房から復刊したスターログ上で再び復活した。
帝国通信の逆襲
1993年にモデルグラフィックス誌上で復活した「帝国通信」のその後。主として武田英明と高橋清二による執筆で、6年間にわたって連載された。不人気で打ち切られたが、その後、竹書房によるスターログ復活で、再び蘇ることになる。
デサイファ Decipher
スターウォーズの CCG を手がけていたアメリカの企業。ヤング・ジェダイというエピソード I に特化したもう1つのカードゲームも出していた。既にスター・ウォーズから撤退している。かなりいい加減な会社だった。
デニス・ミューレン Dennis Muren
ILMを設立当初からリードしてきた特撮界の重鎮。スターウォーズでは全作で視覚効果を担当している。過去に多数のオスカーを受賞した。1946年生まれ。
デル・レイ Del Rey
ランダムハウスの持つブランドの1つ。エッセンシャル・ガイド・シリーズなどはここからリリースされている。
電撃文庫
メディアワークスの文庫本ブランド。後に激レア品となるXウィング・シリーズ4冊(実際には各上下巻なので8冊)がこのブランドから発売された。
特別篇
旧三部作をそれぞれ再編集し、音響効果の強化や、いくつかのシーンの追加および差し替えを行ったバージョン。1997年に順次公開された。大まかな分類では2番目のバージョンだが、オリジナル版のDVD発売によって、唯一DVD化されていないバージョンとなった。
戸田奈津子 Natsuko Toda
新三部作の日本語字幕作者。映画字幕の第一人者だが、映画ファンから最も煙たがられている人物でもある。
トミー TOMY
ハズブロー社のフィギュアの国内における輸入販売代理店たっだ企業。タカラと合併してタカラトミーになった。

ナ行

ニック・ギラード Nick Gillard
新三部作から参加したスタント・コーディネーター兼ソードマスター。ライトセイバーによる新たな戦いの技法などを編み出し、キャストを訓練した。役者としても様々な映画にカメオ出演しており、近年では監督業にも進出予定。
日本ユニエージェンシー
スター・ウォーズの版権を小学館プロダクションやソニー・マガジンズに仲介している会社。ファンにはあまり関係ない。

ハ行

ハズブロー Hasbro
アメリカの玩具メーカー。1980年に業績不振に陥ったケナー社を吸収合併。1995年にはスター・ウォーズ・フィギュアを復活させ、現在にいたるまでのフィギュア・ブームを再燃させた。
林完治 Kanji Hayashi
旧三部作特別篇の日本語字幕作者。「猿芝居」や「クソ姫」などの訳語でファンから一定の評価を得ている。
バランタイン・ブック Ballantine Books
ランダムハウスの持つブランドの1つ。ニュー・ジェダイ・オーダーの小説はここからリリースされている。
ハワード・カザンジャン Howard G. Kazanjian
エピソード VI のプロデューサー。前ニ作を担当したゲイリー・カーツがルーカスに愛想を尽かして出て行ったため、代わりとして抜擢された。1942年生まれ。
バンタム・ブック Bantam Books
ランダムハウスの持つブランドの1つ。スローン三部作の小説はここからリリースされている。
ピーター・ダイアモンド Peter Diamond
旧三部作のスタント・コーディネーター。ストームトルーパーやタスケンなどの脇役を自ら演じている。1929年生まれ。
ファインモールド
国内の模型メーカー。国産では初となるスター・ウォーズのプラモデルをリリースしている。日本人の作品らしい精密さが売り。
フィル・ティペット Phil Tippett
デニス・ミューレンらと共に旧三部作の特殊効果を担当したクリエイター。AT-ATのストップモーションで有名になり、エピソード VI ではゴーモーションと呼ばれる技法を開発してオスカーを獲得する。その後、「ジュラシック・パーク」でも2度目のオスカーを受賞した。1951年生まれ。
フォース・ザ・ファイル
2000年後半から発売されたベーシック・フィギュアのシリーズ。カード部分に小冊子が閉じ込められている。
フラッシュバック
ベーシック・フィギュアの1種。カード部分のつまみを引っ張ると、すだれ状の紙がずれてキャラの絵が入れ替わる。
プリークェル・トリロジー
新三部作のこと。本来の意味は前奏三部作で、クラシック・トリロジーと対で用いられる。単に「プリークェル」と言うこともある。
フリーズ・フレーム
ベーシック・フィギュアの1種。カード部分に、そのキャラに縁のある場面のフィルムが1コマ分付属している。よく FF と略される。
ベーシック・フィギュア
3.5インチサイズのフィギュア。旧ケナーおよびハズブローのスター・ウォーズ関連における最主力商品群である。1970年代からの旧作と、1995年以降の新作に大別され、おびただしい数、シリーズ、バリエーション、そしてファン層を誇る。
ベン・バート Ben Burtt
ILMの音響クリエイター。スター・ウォーズ全作で音響デザインを担当し、新三部作ではさらに編集作業も行っている。R2-D2の声、ライトセイバーの動作音、エイリアン言語、ブラスターの発射音などは、すべてこの人の作品である。1948年生まれ。
ボトル・キャップ
サントリーが新三部作の劇場公開に併せて行ったペプシ・コーラのキャンペーンの景品。青いキャップの上に小さなフィギュアが接着してある。空前のブームとなった。だが、ボトル・キャップとして使ってる人はほとんどいない。

マ行

マイクロマウス
国内のゲーム会社。ルーカスアーツの販売代理店となり、同社のゲームを国内向けにリリースしていた。現在は既にスター・ウォーズ・ゲームからは手を引いており、エレクトロニック・アーツが代理店となっている。
マイケル・パングラジオ Michael Pangrazio
ILMのマット・ペインター。エピソード V からスター・ウォーズの特殊効果に参加し、ホスの雪原やエンドアの森林のマット・ペイントで写真と見間違うほどの素晴らしい作品を手がけた。
マット・ペインティング
古典的だが極めて効果的な特撮技法の1つ。精巧に描かれた絵を背景として、一部に実写を合成する。旧三部作でも多用されており、その精密さは実写と見間違うほどである。
メディアワークス
角川書店の傘下にある出版社。クロニクルの分冊版を発売し、電撃文庫というブランドからはXウィング・シリーズを発売した。後者は発売当時ほとんど売れなかったため、今では激レア品として高値で取引きされている。
モーション・コントロール・カメラ
ジョン・ダイクストラが開発したコンピュータ制御のカメラ。模型ではなく、カメラを動かすことで、精密な繰り返し撮影が可能となった。1号機はダイクストラ・フレックスと命名されている。エピソード IV のデス・スター・トレンチのシーンは、このカメラの偉大な功績の1つである。
モデルグラフィックス
大日本絵画社から刊行されている模型専門の月刊誌。1993年から6年間にわたって旧スターログの「帝国通信」を復活させていた。かなりマニアックな連載だったが、それゆえ1999年に打ち切られ、その後竹書房から復刊したスターログに引き継がれていった。

ヤ行

勇気のキャラバン
1984年に製作されたテレビ番組『イウォーク・アドベンチャー』が、DVD化された際に付けられたサブタイトル。原題は "Caravan of Courage" 。DVDには続編の『決戦!エンドアの森』も収録されている。

ラ行

ラージサイズ・フィギュア
ハズブローから発売されている12インチ・フィギュアのこと。人間や、それに準じた形状のキャラが主体だが、種類はそれなりに多い。でも、あまり似てない印象を受ける。
ラルフ・マクォーリー Ralph McQuarrie
ボーイング社のデザイナーやNASAのイラストレイターを歴任し、旧三部作のプロモーション・デザインやマットペインティングを担当した画家。特にプロモーション画には、そのまま映画のワンシーンになったカットが多数存在する。
ランダムハウス Randomhouse
アメリカの出版社。デル・レイ、バンタム、バランタインなどのブランドで、スター・ウォーズの小説、解説本、設定本をリリースしている。これらを邦訳し、出版しているのが竹書房であり、ソニー・マガジンズである。
力場
旧三部作の小説版における、野田昌宏による「フォース」の訳語。「りきば」と読むものと思われる。
リチャード・エドランド Richard Edlund
ILMの創設メンバーの1人。旧三部作でデニス・ミューレンと共に模型撮影や光学処理を手がけた。エピソード VI の後、独立のためILMを退社。旧三部作と『レイダース』で4度のオスカーを獲得している。1940年生まれ。
リチャード・マーカンド Richard Marquand
エピソード VI の監督。当初ルーカスはスピルバーグに同作の監督を打診していたが、米監督協会との軋轢によって断念、マーカンドが抜擢された。1938年生まれ、1987年死去。
リック・ベイカー Rick Baker
ILMのモンスター工房の責任者、スチュワート・フリーボーンがチュニジアで倒れた際に、その代役として活躍した人物。ラルフ・マクォーリーやジョン・モロのデザインを元に、カンティーナのシーンで使用されるマスクの作成を数多く手がけた。自らもエキストラとして何体かのエイリアンを演じている。1950年生まれ。
リック・マッカラム Rick McCallum
旧三部作特別篇および新三部作のプロデューサー。テレビ・シリーズのヤング・インディ・ジョーンズで手腕を見込まれ、近年におけるルーカスの右腕的存在となった。1952年、ドイツ生まれ。
理力
旧三部作の劇場版およびビデオ版における「フォース」の訳語。「りりょく」と読む。
ルーカスアーツ LucasArts
ルーカスフィルムの傘下にあるゲーム会社。1984年に設立され、スター・ウォーズを題材としたゲームを数多くリリースしている。実は、スター・ウォーズ以外のゲームもかなりある。
ルーカス・デジタル Lucas Digital Ltd.
ルーカスがILMとスカイウォーカー・サウンドを統合して作った、特撮および音響効果専門の工房。所在地はルーカスフィルムと同じ、カリフォルニア州のサンラファエル。
ルーカスフィルム Lucasfilm Ltd.
1971年にルーカスが設立した映画製作会社。最初の作品はスター・ウォーズではなく『アメリカン・グラフィティ』。カリフォルニア郊外のスカイウォーカー・ランチに本拠地を構える。
ルーカス・ラーニング Lucas Learning
ルーカスアーツの傘下にあるゲーム会社。ルーカスアーツのゲームとは違って、パズルや自然シミュレーションが主体の、やや学習用教材としての色合いが強いゲームをリリースしている。
ローレンス・カスダン Lawrence Kasdan
1949年生まれの脚本家。エピソード V、VI の他、レイダースなどの脚本を手がけており、監督した映画作品も多数存在する。他のスター・ウォーズの脚本は基本的にルーカスが自ら執筆している。

ワ行

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