現在確認されているフィルム版とDLP版との目視可能な違いは以下の通り。
目で確認できないほどの微細な違いは多数存在すると言われています。ビデオやDVDに収録されるのはDLP版のみであるため、フィルム版は劇場公開終了後、見られなくなるそうです。
まず、DVDに収録されているのは劇場版でもDLP版の方です。その上で本編でのDVD版と劇場公開版との違いは以下の通り。
その他、細かな補正は無数に行われています。
序盤のコルサントのチェイス・シーンでザム・ウェセルのスピーダーが垂直降下しているとき、画面の左下にとても小さいですが、3機のTIEファイターがはっきりと確認できます(画像参照)。Xウィングはかなり分かりづらいですが、動きから推測すると、先頭のTIEファイターの斜め上にある物体だと思われます。
2発目のサイズミック・チャージが爆発した次のカットの、画面右下ギリギリのところにいます。
出ていません。公開直後に出ているという噂がありましたが、コルサントのナイトクラブ前の広告板に映し出されるアルコーナとの見間違えです。
ナイトクラブにいる太目のトゥイレック女性、ルネイ・ミンクスが次女のケイティ(左画像)、公文書館のシーンの終わりにジョカスタ・ヌーに質問しにくるジェダイの少年、ゼット・ジュカッサが長男のジェットです(右画像)。長女のアマンダもナイトクラブにエキストラで出演していたそうですが、画面では確認できません。
完全なデマです。出演はおろか、オファーさえありません。新聞記事にはこのようなデマが多いので注意してください。
エピソード II の10年前、すなわちエピソード I の直後に死亡した実在のジェダイ・マスターです。ナブー事件でシスの復活が明らかになったとき、サイフォ=ディアスは見えざる脅威(シス)との来るべき戦いに備え、カミーノアンにクローン軍を発注しました。しかし、彼はフォースに対する見解の相違からジェダイ評議会とは距離を置いており、その事実を共和国の最高責任者であるパルパティーン議長だけにしか告げていなかったのです。そのため、この情報はパルパティーンのもう1つの顔であるダース・シディアスの知るところとなり、クローン軍は共和国を守るはずが、逆に共和国とジェダイを滅ぼすための道具として利用されることになったのです。シディアスは証拠を隠滅するため、ジェダイから離反したドゥークーにサイフォ=ディアスの抹殺を命じ、それをドゥークーの忠誠を見極めるための踏み絵としました。そして、ドゥークーは親友だったサイフォを殺害し、彼の代理としてクローン軍の遺伝子ホストとなるジャンゴ・フェットをカミーノアンに提供したのです。
この一連の謎はエピソード III で触れられる予定でしたが、冗長になるため割愛され、スピンオフ小説『悪の迷宮』で語られることになりました。
DVD本編のオーディオ・コメンタリティでルーカスがそのとおりの内容を発言しており、実際にEP3で善玉から悪玉への変化の過程が描かれています。
なお、ストームトルーパーに関しては、EU版の設定ですが、クローンによる供給と帝国アカデミーの訓練生からの供給の2ラインがあるとされています。これによってEP4以降のトルーパーに明らかな個体差があることが説明できます。
エピソード II の時点でのオビ=ワンの正式な階級はジェダイ・ナイトです。アナキンから「マスター」と呼ばれていたのは、オビ=ワンが彼の師匠だからであって、これは階級や称号とは無関係な単なる呼称に過ぎません。
これはエピソード VI 公開当時の小説版での設定です。もちろん、初期の脚本にそのような記載があったため、ルーカスの当初の設定も同様だったのですが、最終的に破棄され、現在のような設定(クリーグ・ラーズの連れ子、アナキンの義兄弟)になりました。