ティーク(種族)
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ティークは、森林衛星エンドアに集落を築いていた齧歯類の知的種族である。彼らは顔と両手を除いて、全身を厚い白色の毛皮で覆われており、みすぼらしい姿をしていた。ティークは新陳代謝が早いため、極めて速い速度で走ることができ、そのためぼんやりとした存在として捉えられることが多かった。彼らはエンドアの固有種族ではないが、ヤヴィンの戦いのおよそ800年前に、ティーク、ガピン、チョリームノスを運んだスターハンター動物園アークがエンドアに墜落したため、ティークや他の種族たちはこの森林衛星に集落を作ることを余儀なくされたのである。だが、ティークはエンドアの他の知的種族たちから嫌われており、特にイーウォックは彼らを害獣と見なしていた。窃盗や廃品回収に熟練したティークたちは、動物の巣やイーウォックの住居から盗んだ様々な装飾品を身に着けることで知られていたのである。しかし、ティークは自分たちを厄介者とは思っていなかった。彼らは盗みを働いた際に、常に盗んだものと同等の価値があると考えたものを相手の手元に残していたのだ。だが、ティークたちは他の人々が価値を見出さないようなものに価値を見出しており、すなわちそれは被害者たちが交換されたものに満足していないことを意味していた。
さらに広大な銀河系に進出した数少ないティークの1人は、ヤヴィンの戦いの22年前に共和国の有名な徒競走に初めて参加したイープだった。当時、イープの種族名を知る者は1人もいなかったが、彼は知的種族として認定され、メダルの獲得を認められたのである。事実、ティークはパルパティーン皇帝による統治の時代に、銀河系で広範囲に知的種族として認められた最後の種族の1つだった。皇帝は初期の調査で見落としていた数多くの種族を探すため、エンドアに捜索チームを派遣し、彼らを発見したのである。また、もう1人の著名なティークは、銀河内乱の最中に宇宙船で遭難したスペーサー、ノア・ブライクァロンと共に暮らしていた個体であり、彼は単に「ティーク」と呼ばれていた。最終的にノアは修復した宇宙船で衛星を離れたが、このティークはそのままエンドアに残ることを選んだのだった。