ドラゴンスネーク
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ドラゴンスネークは、ダゴバやナル・ハッタの沼地に棲息する獰猛な大型肉食獣である。
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生態と外見
ドラゴンスネークは強靭な皮膚とカミソリのような鰭を持ち、口には鋭い牙を並べた生物である。彼らは太い尾を使って水中を泳ぎながら生活している。また、長い腕を使って土を掘ったり、物を掴むこともできる。彼らの体重は50トン以上にも達することがある。ドラゴンスネークは我慢強い捕食獣であり、通常は獲物が水辺に十分近づくまで静かに水中で待機している。そして獲物が近づくと、ドラゴンスネークは鰭と牙を使って襲い掛かり、水中に引き込んだ獲物が水死するまでその長い体で締め付けるのだ。
ドラゴンスネークのウロコは格闘用の武器や小型火器にも耐えられるほど堅いため、ダゴバには彼らの脅威となる生物はほとんど存在しない。ダゴバの巨大なスワンプ・スラッグと戦いになることはあるが、例え飲み込まれたとしても、ドラゴンスネークはスワンプ・スラッグの胃の中で暴れ回り、腹部を引き裂いて脱出することができる。また、ドラゴンスネークの繁殖機会は非常に少なく、およそ10標準年に数回程度である。このときメスは1から6個の卵を産むが、それらは土中に埋められ、そのまま放置されるため、結果的に他の肉食獣の餌食となってしまうことが多い。孵化に成功した個体は数ヶ月で完全な大きさにまで成長し、成獣となる。
ナル・ハッタに持ち込まれ、繁殖したドラゴンスネークは、四肢と長い外耳がないなど、ダゴバのものとくらべて身体的特徴が大きく異なっている。彼らの体には生物発光を行う結節が点在しており、ナブーのコロ・クロー・フィッシュに似た姿をしている。
歴史
クローン大戦中、クインラン・ヴォスと共にナル・ハッタでズィロ・ザ・ハットを捜索していたオビ=ワン・ケノービが、ドラゴンスネークのこの惑星における亜種に襲われた。オビ=ワンはこの怪物の頭部にライトセイバーを突き刺し、仕留めたのだった。
ヨーダの小屋の近く、ドラゴンスネークの沼地に棲息していたドラゴンスネークたちは、この沼地を支配する巨大なドラゴンスネークの王によって虐げられ、その貪欲さに苦しめられていた。ヤヴィンの戦いの3年後、ルーク・スカイウォーカーがダゴバに到着したとき、ドラゴンスネークの王は彼のアストロメク・ドロイド、R2-D2を飲み込んだが、不味かったためすぐに吐き出した。その後、彼はスカイウォーカーを襲撃する機会を待っていたのである。そして数日後、ついにその機会が訪れたが、ドラゴンスネークの王は獲物が危険なライトセイバーを持っていることを知り、逃げ出したのだった。彼はそそくさと自分の隠れ家へと引き上げてしまい、結果として王はそれを見ていた他のドラゴンスネークたちに自身の弱さを露呈することになる。その後、スカイウォーカーはヨーダと共に彼の隠れ家へ向かい、王と戦った。スカイウォーカーはフォースの知識を使って王の意志を抑え、戦利品のアシピプテロの卵を手に入れる。その後、もはや他のドラゴンスネークたちが王を恐れることはなくなり、沼にバランスが戻ったのだった。