タイタン2150
(ラッツ・ティレルのポッドレーサーから転送)
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タイタン2150は、ナブー侵略の前にヴォコフ=ストルード社によって製造されたポッドレーサーである。ラッツ・ティレルはアナキン・スカイウォーカーが優勝したブーンタ・イヴ・クラシックのレースでこのレーサーを操縦していた。タイタン2150は巨大なエンジンと強力な吸気孔を搭載しており、時速841キロメートルという非常に速い速度を実現することができた。
解説
ラッツ・ティレルはカスタマイズしたタイタン2150を、アリーンに生息する恐ろしい肉食獣の名にちなんで<スカタルペン>と名づけた。おそらく彼は自分の小さな体格を補うために、巨大なエンジンとタービンの付いたポッドレーサーを操縦していたのだろう。だが、およそ10メートルの長さを誇るエンジンは、このレースのラグーナの洞窟であまりにも大きな悲劇をもたらした。ラッツのレーサーはアクセルを踏み込んだ瞬間に、洞窟のぎざぎざした鍾乳石と衝突してしまったのである。彼のマシンは一瞬にして巨大な火の玉と化したのだった。
ティレルのタイタン2150ロケット・エンジンは時速841キロメートルの猛スピードでコクピットを牽引する。この巨大なレーサーはトラック上で他のレーサーを押し分け、力づくで突き進むこともできるが、紳士的な彼は滅多に他のレーサーを攻撃しなかった。