ヴィクサス
提供: スター・ウォーズの鉄人!
| ||||||||||||||||
|
ヴィクサスは、惑星アンバラに原住する肉食性の植物である。サーラックによく似たヴィクサスは、同様に移動することができないが、長い触手を素早く振り回し、捕まえた獲物を鋭い牙の並ぶ口で飲み込んでしまう。
目次 |
特徴
アンバラの地上を霧のように覆う暗い影の中で、旅人はいつの間にかもつれ合う蔓へと導かれ、ヴィクサスの手から逃れようと思ったときにはもう手遅れとなってしまう。この蔓は猛獣ヴィクサスの触手なのだ。ヴィクサスはドーム型の口から外側へ向けて7本のロープのような腕を生やしており、これらの長い腕の間には短い第二の触手が無数に並んでいる。これらの触手で掴まれた獲物は猛獣の口へと運ばれ、なす術もなく飲み込まれてしまうのだ。この巨大な口は地下に埋まったヴィクサスの体の唯一の可視部である。口の周りには鋭利な歯が並んでおり、その内側からは光線が放たれ、哀れな獲物の最期の瞬間を照らすことになる。そして、ヴィクサスの顎から生えたピンク色で筋力のある最後の1本の触手には、先端に3本の鉤爪が付いており、絶望にもがく獲物をしっかり掴むと、牙の並んだ食道へと運ぶのだ。
歴史
ヤヴィンの戦いのおよそ21年前、クローン大戦におけるアンバラの戦いの中で、ハードケースと呼ばれるクローン・トルーパーが地面を這う蔓を踏んでしまった。これはヴィクサスの触手であり、ハードケースを掴むと、彼を振り回して報復したのである。ハードケースは逃れることができたが、次は別のトルーパーが捕らえられ、他のトルーパーたちと共にブラスターを撃ち込んだにもかかわらず、飲み込まれてしまった。しかし、ファイヴズと呼ばれるもう1人のトルーパーを捕食しようとしたとき、このヴィクサスは最期を迎えることになる。ファイヴズはサーマル・デトネーターを起動させ、それを触手の1本に投げつけた。ヴィクサスはそれを掴み取って飲み込んでしまい、爆発と同時に死んだのである。