TIE/rcスターファイター
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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TIE/rcスターファイターは、偵察任務に特化した標準型TIE/LNスターファイターの亜種である。この宇宙戦闘機は艦隊と宇宙戦闘機連隊の双方で偵察任務を行っていた。
特徴
銀河帝国の絶頂期の間、シーナー・フリート・システムズ社は無数のTIEファイターを生産し続けていた。そしてこれら戦闘機のほんの数パーセントが特別な任務に適応するために改造され、2文字の接尾辞によって識別されている。最も標準的なTIEファイターはTIE/LNとして知られており、一方でこのTIE/rcは偵察任務に特化した機体だった。
いくつもの敏感なセンサーと長距離通信装置によって、TIE/rcはより大型の艦船における遠隔スポットライトの役割を果たせるようになった。TIE/rcも標準型TIE/LNスターファイターと同じくハイパードライブを装備していない短距離型偵察機だが、卓越した走査能力によって母船や離着床プラットフォームのセンサー到達範囲を拡大させている。例えば、TIE/rcは大型艦船の機動性が発揮できない小惑星帯や、宇宙船の往来が密集したエリアに送り込まれることが多かった。また中隊の一員としての活動では、通常TIE/rcは主力戦闘機部隊の先頭に並び、戦いにおいて重要となる事前データを後方部隊に送信していたのである。
追加装備用のスペースを確保するため、TIE/rcは搭載武器をレーザー・キャノン1基に削減されていた。また、TIEヴァンガードと呼ばれる改良型も存在し、これらは偵察やスパイ活動の任務において使用されていた。ヴァンガードはセンサーの可視性を向上させるために太陽光集約パネルをわずかに曲げてあり、収集したあらゆる情報を保護するため、限られた性能の偏向シールドも装備されていた。