「スノーク」の版間の差分
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2016年1月3日 (日) 15:07時点における最新版
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スノークは、エンドアの戦いのおよそ30年後にファースト・オーダーの最高指導者と呼ばれていた、強力なフォースを持つ男性である。彼は独特の痩せこけた体型と、骸骨のような顔つきをしていた。スノークは強大なダークサイドのフォースを操ることができ、少なくとも1人のフォース感知者、カイロ・レンを弟子として訓練していた。
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経歴
スノークはクローン大戦当時から暗躍しており、スカイウォーカーの血筋に関心を抱くようになる以前に、少なくとも数人の弟子を育てていた。やがて彼はレイア・オーガナ将軍とハン・ソロの息子、すなわちダース・ヴェイダーの孫であるベンが、フォースの闇と光の中間にいると信じたのである。
レイアはスノークが息子に悪影響を与えるであろうことに気付いていたが、それをハンには知らせていなかった。彼女は夫にこのことを話しても理解してもらえないと考えており、ベンをダークサイドから遠ざけることは、兄と同じフォース感知者である自分の責務だと信じていたのだ。やがて、スノークはベンをダークサイドに転向させ、彼にレン騎士団のマスター、カイロ・レンと名乗らせた。そしてスノークはレンに、ルーク・スカイウォーカーが再興しようとしていたジェダイ・オーダーを滅ぼすよう命じたのである。
スターキラー基地の戦いの直前に、スノークはカイロ・レンを呼び、フォースの中で覚醒しつつある存在について議論した。このとき彼はレンに、一時的な光の誘惑を克服するため、父親を殺害するよう命じる。また、レンはスカイウォーカーの捜索の中で、スカイウォーカーの居場所へと導く地図の最後の一片を見た、廃品回収屋の少女レイを捕えていた。スノークは、レイがレンの尋問に耐えたことに驚かされた。レンは、レイが鍛えられてはいないものの、強力なフォースを持っているとして自身の失敗を弁護する。そしてレジスタンスの基地が発見されると、スノークは彼女を自分の前へ連れてくるよう要求した。だが、スターキラー基地はレジスタンスのパイロットたちよって破壊されてしまう。スノークはレンの修行を完成させるため、ハックス将軍に彼を連れてくるよう命じたのだった。
人物と特徴
ファースト・オーダーの最高指導者スノークは、強力なダークサイドの達人であると同時に抜け目ない、寡黙な軍事指導者でもあった。レン騎士団のカイロ・レンはスノークを「賢者」と称していたが、一方でハン・ソロとレイア・オーガナは、彼は狡猾な男であり、その力を得るためだけにカイロ・レンのようなフォースの使い手を利用しているのだと信じていた。また、年老いたスノークは過去とフォースに関する膨大な知識を有していた。彼はダークサイドの使い手としては珍しい思想を有しており、互いに反発し合う光と闇のバランスを具現化した存在であるカイロ・レンに興味を示していた。
スノークは大きな手を持つ、痩せこけた、ひ弱そうな老人である。スターキラー基地で使っていた彼のホログラムは、その本来の姿と比べて何倍も大きく(およそ7.6メートル)、カイロ・レンとハックス将軍の上にそびえ立っていた。また、スノークの顔は細長く、青白い肌には無数の傷が刻まれていた。それらの傷は頭頂部から眉の上まで伸びており、スノークはそれを誇示していたのである。さらに、右頬にも傷か火傷のような跡があり、そのため彼の口は常に曲がっていた。スノークはかつてシス卿たちが身に着けていたものとよく似たシンプルなマントを纏っていた。また、彼は常にゆっくりと話し、力強い口調で自らの願望を発することが多かった。
スノークは感情をほとんど表に出さず、非常に穏やかに見え、自分やファースト・オーダーがいかなる状況に置かれていても、不安や苦痛を決して示さなかった。スターキラー基地が破壊されつつあったときも、彼は穏やかに自分の望みを告げただけであり、怒りや苛立ちをまったく見せなかった。これは、不満に直面すると暴力的なエネルギーを爆発させるカイロ・レンとは対照的である。また、彼はカイロ・レンの叔父、マスター・ルーク・スカイウォーカーに激しい憎悪を抱いていた。スノークは、ルークによるジェダイ・オーダーの再建がファースト・オーダーに対する脅威となると考えていたのである。