モーティス
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モーティスは、辺境のクレリシアン星系に位置するモノリスに囲まれた惑星である。この惑星は宇宙に存在するすべてのフォースの通過点だった。クローン大戦勃発のはるか以前、モーティスは強力なフォース使いの一家、ザ・ワンズの住処となった。モーティス・モノリスの内部では時間の流れが銀河系の他の部分と異なっており、オビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、アソーカ・タノはモーティスで数日間におよぶ経験をしたが、通常空間にいたキャプテン・レックスにとってはほんの一瞬の出来事だった。
歴史
ヤヴィンの戦いのおよそ24,500年前、ジェダイ・ナイト・ゼンダーがモーティスを訪れ、ザ・ワンズと遭遇した。しかし、彼はフォースの本質に関するザ・ワンズの主張に、他のフォース集団による教示以上の正当性を見出すことができなかった。
クローン大戦中、年老いた父がジェダイ・ナイト・アナキン・スカイウォーカーをモーティスへと誘い込んだ。彼はスカイウォーカーを自らの後継者とし、フォースのダークサイドとライトサイドそれぞれの権化として対立し合う2人の子供たち、息子と娘の間の平和を維持する役目を担わせようとしていたのである。スカイウォーカーはジェダイ・マスター・オビ=ワン・ケノービ、パダワン・アソーカ・タノと共にモーティスへ到着したが、息子がスカイウォーカーを仲間たちから引き離し、タノを人質として連れ去ってしまった。彼はスカイウォーカーをフォースのダークサイドへ転向させようと考え、タノを強制的にダークサイドへ転向させる。一方、娘は父を息子の攻撃から救うため、最終的に自らの命を犠牲にした。だが、彼女は息子によって自身の生命エネルギーを消滅させられた後、最後のエネルギーを振り絞ってタノを蘇らせることができた。その後、息子はアナキンに将来彼自身が起こす行動を垣間見せることによって、彼をダークサイドへ転向させることに成功する。だが、このことを知った父が、ダークサイドの手からアナキンを解放するため、彼からこの出来事に関する記憶を消したのだった。その後、父は息子の力を弱めるためにモーティスの短剣で自らを貫き、自殺した。これによってアナキンは息子にとどめを刺すことができたのである。
そしてヤヴィンの戦いの44年後、アナキンの息子であるジェダイ・グランド・マスター・ルーク・スカイウォーカーによって、10人のジェダイ・ナイトがモーティス・モノリスの捜索に派遣された。彼らの目的はモーティスの短剣を発見することだった。かつて銀河系を脅かし、屈服させようとしたフォースの権化アベロスがいつの日か帰還した際に、ジェダイたちはこの武器を装備して彼女を倒そうと考えたのである。