テラクの要塞
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テラクの要塞、またはマローダーの要塞は、新秩序の絶頂期にサニーアーサン・マローダーの首領、テラクによって築かれた城である。この要塞は森林衛星エンドアのドラゴン・ペルト・サバンナにあった。
歴史
ヤヴィンの戦いの100年前、衛星エンドアに墜落し、遭難したマローダーたちは、この衛星の草原地帯を征服した。このとき彼らは団結するために、壮大だが薄暗く乱雑な城を築き上げたのだった。この城は彼らの兵舎であると同時に、王を僭称したテラクや、その副官の魔女シャラルといった指揮官たちの棲家でもあったのだ。
この要塞の内部には多くのダンジョンや玉座の間があり、照明も松明やロウソクに頼るなど、原始的なテクノロジーが溢れていた。また、周囲には黒い腐食性の酸性水で満たされた堀が作られていた。
イーウォックたちとの戦いでこの要塞は部分的に破損したが、後に生き残ったサニーアーサンたちによってシェルターとして使用された。その後、ヤヴィッドが王の座を目指したが、彼らの秩序はすぐに崩壊してしまう。サニーアーサンたちは一斉に内紛を開始し、最後の勝利者、そしてマローダーの新しい王となったのはザカルただ一人だったのである。