ライトセイバー・パイク
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ライトセイバー・パイク、別名ライトセイバー・ランスは、多くの点で原始的な斧槍や槍に似た特徴的な武器である。これらの杖状の武器は、主としてジェダイをはじめとする特殊な武器の専門家たちの所有物だった。クローン大戦中、ジェダイ・テンプル・ガードは全員がこれらの武器を使用していた。
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特徴
ライトセイバー・パイクの長い軸はフリク合金製であるため、ライトセイバーに対する耐性を持っていた。軸の先端から伸びる光刃は通常のライトセイバーの光刃よりも短く、細い。この光刃は武器の柄の部分の下に就いたスイッチによって起動することができた。光刃を含めた武器の全長は、使用者の身長とほぼ同じであるため、使用者に長いリーチのアドバンテージを与え、敵と常に一定の距離を確保することができた。また、ライトセイバー・パイクには2本の光刃を仕込むこともできた。
しかし、通常のダブル=ブレード・ライトセイバーと同様に、この長さは戦いの際に邪魔になることも多かった。この欠点は特に防御の際に際立ち、対戦相手が接近してきた場合には、使用者は無防備に近い状態となってしまう。これに加え、パイクを効果的に使用するには非常に広い空間が必要とされる。したがって、狭い室内で戦う使用者は確実な不利な戦いを強いられることになる。
歴史
クローン大戦中、ライトセイバー・パイクはジェダイ・テンプル・ガードの象徴的な武器だった。テンプル・ガードたちは全員が黄色い光刃のダブル・ブレード・パイクを使用していた。
アリーナのジェダイ、カズダン・パレイタスもライトセイバー・パイクを使用しており、ジェダイの大粛清の間、ラクサス・プライムに隠れていたときにもこの武器を保持していた。彼は最終的にダース・ヴェイダーの弟子であるギャレン・マレックを相手にこのパイクを使用したが、彼の武器はそのときの戦闘で破壊されてしまった。
また、ライトセイバー・パイクは、フォースの知識やライトセイバーによる戦闘技能に疎いエリート・ガード、皇帝のシャドウ・ガードたちの愛用の武器でもあった。スターキラーはかつてナー・シャダーでジェダイ・マスター・ラム・コータを救出する際に、これらのエリート・ガードたちと戦った。さらに彼は、インペリアル級スター・デストロイヤーの造船所を破壊するためラクサス・プライムに戻ったときにも、シャドウ・ガードたちと戦い、恐怖の源を断つと共に、他者からの信頼を得たのである。また、セイバー・パイクは皇帝のロイヤル・ガードやインペリアル・セネイト・ガードたちに使用されることもあった。