ボードック
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ボードックは、森林衛星エンドアに原住する馬に似た草食動物である。これらはイーウォックによって飼い慣らされ、荷運び獣や乗用獣として利用されていた。
特徴
ボードックは外見は馬やロバに似ているが、同一の種族ではない。これらは上にカーブした角を生やしているが、幼獣やメスの角は小さく、成長してもオスの成獣のような大きさにはならない。また、ボードックは割れた蹄を持っており、木を登って樹上に築いた巣へ行き来する際に役立っている。
ボードックには2種類の亜種が存在し、レッサー・ボードックは肩までの高さが1.5メートルほどにまでしか成長しない。一方で、珍しいグレーター・ボードックはその2倍の大きさにまで達する。両種族とも比較的知能は高く、落ち着いた性質のため、容易に驚かすことはできない。しかし、夜間には様々な捕食獣が月の地表を徘徊するため、深夜には本能的に驚きやすくなる。
成獣のボードックは極めて過保護であり、飼い慣らすと主人に対しても忠実になる。群衆本能も非常に強く、成獣のオスは群れの利益のために自らを犠牲にすることもある。また、若い個体はペットにされることも多く、しばしば主人と長い生涯の絆を結ぶことになる。プリンセス・ニーサ・ア・ジャリ・キンターカもバーガと名付けたレッサー・ボードックをペットとして飼育していた。