スタン・ガン
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スタン・ガンは、相手を殺傷することではなく、標的の神経系を一時的に麻痺させ、運動能力を失わせることを目的とした武器である。一般的なブラスターには殺傷モードとスタン・モードの切り替え装置が備わっている。
解説
ブラスターに掛かる費用やその殺傷力を懸念する人々のために、ブラステック工業社や他の企業からは、より小型の携帯用護身兵器が販売されていた。スタン・ガンには実質的にブラスターほどの威力は望めず、これは敵を殺傷するというよりはむしろ気絶させるために用いるものであり、概ね10分間程度、相手の意識を失わせることができた。また、スタン・ガンの方がブラスターよりも作動音が小さいため、諜報部員や特殊部隊が隠密活動を行う際によく使われていた。
また、大勢の人々を取り締まるためのリオット・ガンと呼ばれるものも警察や平和維持軍によって使用されていた。これは三脚に支えられた巨大なスタン・ガンであり、広範囲にわたって影響を及ぼすことが可能だった。