スポーティング・ブラスター
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解説
スポーティング・ブラスターは、一般に上流階級にある人々の間で使用されていた細長い上品な武器である。狩猟目的にはより無骨な機種が利用されていたが、厄介で扱いにくい実用本位の武器を敬遠する金持ちの間では、スポーティング・ブラスターが護身用に広く使用されていた。いずれにせよ、このブラスター・ピストルは極めて一般的な武器なのだ。
スポーティング・ブラスターは標準的なブラスター・ピストルと比べて有効射程距離が短く、爆発の威力も弱い。しかし、その代わりとして入手が容易であり、皇族や貴族が購入する際にも官僚的な議論がほとんど要求されなかった。このような有用性は財政難のため手に入る武器ならば何でも入手するという反乱同盟軍に特に好評を博したのだった。
レイア・オーガナ姫はドリーリアン・ディフェンス社のディフェンダー・スポーティング・ブラスターを愛用していた。傭兵のガイルズ・デュレインに訓練を受けたレイアは、若い頃から武器の扱いに関して注目すべき才能を見せていたが、彼女が帝国元老院から受けた任務によって戦火のある地に赴くことは滅多になかった。それでもレイアは反乱軍との関係を暴露されるまでに、自身が勇敢な戦士であることを示す多くの機会を得ている。