ムリング=ムリング
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ムリング=ムリングは、森林衛星エンドアにおけるガピンの王である。ヤヴィンの戦い以前に生まれた彼は、ウーベルの弟であり、パントの従兄弟だった。多くのガピンたちと異なり、翼を持たずに生まれてきたムリング=ムリングは、エンドリアン草原にあるガピンの城砦から追放されていたのだった。
経歴
イーウォックのディージ・ウォリックが病に伏したとき、ムリング=ムリングはその元凶の1人として責められた。だがディージの息子たち、ウィケット、ウィリー、ウィーチーはそれ以上彼の責任を追及することなく、放置していたのである。その後、ムリング=ムリングはイーウォックの兄弟たちが父の病を治すために必要となる薬の素材を探す際に、彼らの手助けをしたのだった。
その後、ムリング=ムリングとその兄ウーベルが再びイーウォックたちと遭遇した。ウーベルは彼らに、ガピンのリニューアル・セレモニーが開催できなくなっていることを告げる。宿敵グラス・トレッカーがガピンのパント王から、セレモニーに必要なジュニパー・チェストの鍵を奪い取ったというのだ。ガピンとイーウォックたちは鍵を取り戻すため、エンドリアン草原へ向けて出発することになる。やがて彼らは目的を達成するが、パントが先に鍵を使ってチェストを開けようとし、鍵を壊してしまった。だが、ムリング=ムリングが鍵を使わずにチェストを開いたため、ガピンたちはリニューアル・セレモニーを無事に開催することができたのである。このときムリング=ムリングの体から翼が生えたため、古代の予言に従い、彼はガピンの新しい王の座に就いたのだった。