カイバー・クリスタル
この項目ではライトセイバー・クリスタルについて記述しています。メモリー・クリスタルについてはカイバー・メモリー・クリスタルをご覧ください。
Kaiburr crystal |
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解説
伝説のカイバー・クリスタルは惑星ミンバンで発見された考古学上の遺物である。ミンバンの言い伝えによると、このクリスタルはポモジェマ神が怪我人を癒すために使用していたものだとされており、したがってポモジェマの神殿の司祭たちもこのクリスタルから生じる神秘的な力を持つのだという。実際のところ、この真紅の宝石にはフォースの力を増幅させる能力が秘められていた。カイバー・クリスタルはジャングルと化したポモジェマの神殿の中に安置されており、トカゲに似た愚鈍だが恐ろしい生物によって守られていたのだった。
ヤヴィンの戦いの直後、ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナはミンバンを訪れ、ハーラと名乗る地元の女性がこのクリスタルを探すのを手伝った。やがて反乱軍の英雄たちはこのクリスタルを発見し、そのときダース・ヴェイダーと遭遇するが、辛くもミンバンを脱出することができたのだった。
カイバー・クリスタルの消失はミンバンに神秘的な影響を及ぼした。また、クリスタルの力も神殿から遠ざかるに連れて次第に弱まっていった。そのため、銀河内乱への取り組みに集中していたルークは、徐々にカイバー・クリスタルへの関心を失っていったのである。後に彼はジェダイ・アカデミーの生徒たちへの教材としてこのクリスタルを利用している。また、ライトセイバーの照準を合わせるための宝石として、実験的にこのクリスタルの破片が使われたこともあった。