アデガン・クリスタル
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アデガン・クリスタルは、ジェダイがライトセイバーの主要部品として一般的に使用していた物質である。これらはフォースに反応する珍しい鉱石であり、主にアデガ星系で見ることができた。また、惑星ハームやキュラリン星系の小惑星帯にも大量に存在したことが確認されている。
アデガン・クリスタルにはフォースとの特別な関係があり、ジェダイはそれを利用して自分たちとフォース、そして武器との絆を構築していた。ライトセイバー内のアデガン・クリスタルは弱いフォースの波を発しており、ジェダイはこれを感知することができたのである。
アデガン・クリスタルの一種であるメファイトとポンタイトは、惑星イラムで産出されるイラム・クリスタルとよく似た構造をしており、ライトセイバーの光刃の源として優れた性能を有していた。そのため、イラム産のクリスタルの方がより一般的な存在となり、これらもアデガン・クリスタルの一種として扱われることがあった。事実、アデガン・クリスタルはアデガ星系の中でもたいへん貴重な物質だったが、イラムには高品質のクリスタルが大量に埋蔵された洞窟が存在し、ジェダイ・オーダーにとって極めて重要な惑星となっていたのである。そのため、ジェダイの大粛清の以前にはイラム・クリスタルこそがジェダイにとって最も一般的なライトセイバー・クリスタルであり、多くのジェダイ・パダワンたちがイラムで自身の最初のライトセイバーを作る儀式を行っていたのだった。
イラム産のライトセイバー・クリスタルの色は青または緑が大部分を占め、アデガン・クリスタルと違ってフォースとの繋がりはなかったが、ジェダイの武器として使う上での理想的な特徴を有していた。これらのクリスタルは共鳴周波数によって誘起されると強力な放射光を発生させる性質があり、この力を利用してライトセイバーの部品が棒状のビームを放出するのだ。
コールド戦争の間、シス帝国はアデガン・クリスタルを使ってステルス艦隊を作り出す方法を発見した。
オーダー66の施行後、銀河帝国はライトセイバーに使われるすべてのクリスタルの所有を禁止した。
アデガン・クリスタルの種類
- カスラカイト — リラカイト、ダナイトに次いで一般的なアデガン・クリスタル。他の希少な石と比べてエネルギー収束率がやや劣るため、通常は訓練用セイバーに使用されていた。
- メファイト — ジェダイが使用する通常のクリスタル。
- ポンタイト — 最も希少かつ強力なアデガン・クリスタル。発見することは不可能に近く、皮膚と気性の両方を冷却させる強力なオーラで共鳴している。