グラグラ
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グラグラは、モス・エスパの路上市場の一角でゴーグ、またはチューバと呼ばれる両生類を販売していた行商人(ゴーグモンガー)である。彼女は食用両生類を地下にある近代的な貯水場で養殖していると豪語していたが、実際には下水道で飼育していた。しかし、タトゥイーンにはこのような不正を取締まる法がなかったため、そんなことは誰も気にしていなかった。
解説
ヤヴィンの戦いの32年前、グラグラは露店に吊るしていたゴーグに食らい付いたジャー・ジャー・ビンクスに、代金のウピウピを支払うよう要求した。だがその直後に悪名高いセブルバがビンクスに因縁をつけたため、彼女はこれ以上追求しないほうが良いと判断し、この問題を放置したのだった。
グラグラはこの苦肉の判断を後悔し、このようなトラブルに見舞われるのも自身の家庭内不和に原因があると反射的に理解したのだった。彼女は夫のグログナックに話をするが、彼はいつもどおり冷ややかな感情を見せただけだったのだ。
こうしたことから、彼女は自分の宇宙船を入手できるよう、より多くのゴーグを販売することに励むことになる。宇宙船さえ手に入れば、彼女は夫と抑圧されたつまらない人生を捨て去ることができ、ゴーグモンガーの象徴的存在となることができるのだ。
やがてグラグラはモス・エスパを離れ、他の場所で商売を行うようになった。その結果、モス・エスパの下水道には繁殖したゴーグが劇的に増加し、市民たちはこれらを自由に消費できるようになったのだった。