エイング=ティ
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解説
エイング=ティは、ケイソル・リフト付近に居住するエイリアンの修道僧たちの集団である。彼らの信仰の体系は、すべての出来事は必ずしも運命によって定められているわけではなく、導かれる余地があるというものだった。ジェダイやシスとは異なり、エイング=ティはフォースにはライトサイドもダークサイドもなく、虹に似た多くの色に満ちていると信じているのだ。また、概して彼らは奴隷制度こそが銀河系に存在する最大の罪悪の1つであると考えており、それで成功した者を無情に迫害してきたのだった。
多くの点でエイリアンであるエイング=ティは、特異な形態のテクノロジーを有しており、その最も顕著な例は、ハイパースペースを経由した移動を必要としないスター・ドライブである。彼らの宇宙船はハイパースペースを利用する代わりに、選んだ場所へどこでも瞬間的にジャンプすることができるのだ。また、彼らの船は有機体の外観をしており、それを見た者は、エイング=ティと彼らの宇宙船があたかも同一の存在であるかのような幻想を抱くという。
エイング=ティの持つ特別なフォースの力の1つは、フロー・ウォークと呼ばれる能力である。彼らは自分が存在する痕跡をいつでもどこにでも残すことができるのだ。事実、彼らは瞬間移動によって時空を旅することができるため、エイング=ティがフォースで時空を操っているのだと信じている者もいる。
彼らとより大きな銀河社会との接触は限られたものだったが、エイング=ティはときおり姿を現している。彼らはジョージ・カーダスを健康な体へと治療し、彼に見たままのフォースを教え、エクソクロンを襲撃した奴隷商人レイカスを滅ぼした。また、ユージャン・ヴォング大戦後の5年におよぶフォース探求の旅の間、ジェイセン・ソロはエイング=ティと共に研究を行ったのだった。