カドゥ
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カドゥは、翼のない大きな水棲の爬虫類型鳥類である。カドゥはナブーの沼地に生息しており、グンガンたちは彼らを乗り物として利用していた。
特徴
カドゥはグンガンたちによって主に乗用に用いられているナブーの温厚な動物である。彼らはグンガンと同じく水中に起源をもち、グンガンと同じようにカラフルな色彩で、アヒルに似た顔立ちをしている。本来は沼地に生息する生物であるため、主に陸上に適応しているが、一定時間なら水中でも呼吸が可能である。性質は勇猛果敢で主人に忠実であり、戦闘時でも自分に乗っていたグンガンを決して見捨てるようなことはない。グンガンがカドゥを家畜化したのははるか昔のことだった。彼らはよく自分のカドゥをゴフの羽で装飾している。
強靭な2本の足とウロコの付いた皮膚を持つカドゥは翼が退化した鳥類であり、草木の生い茂る沼地でも驚くほど早く、かつ容易に歩くことができる。さらに強い忍耐力と鋭敏な聴覚と嗅覚も有しており、知能も驚くほど高い。成年に達したカドゥには特に天敵はいないが、カドゥの卵はしばしばペコ=ペコなどの肉食獣に捕食されてしまう。そのため、カドゥはしばしば一箇所に大量の卵を産み落とす。