ボギー
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解説
ケッセルの薄暗い洞窟内に棲息するボギーは、まばゆい光を発してスパイス坑道を駆け周る1メートルほどの奇妙な霊体である。ボギーは現れるとうなりを発し、周囲にあるグリッタースティムの鉱脈を活性化させて閃光を放たせる。横穴から横穴へと出現するタイミングは全くの気まぐれであり、既にスパイスを採られた後の岩にぶつかると、その中に吸い込まれてしまう。
ケッセルの鉱山労働者たちがボギーを目撃することは非常に希であり、今までにも天然の坑道の奥深くでしか発見されたことがない。人工坑道に棲息するケッセルの生物は1匹も発見されたことがなく、鉱山労働者の中にはボギーがケッセルの複雑なスパイス生成環境と密接に関連しているのではないかと唱える者もいる。実際に、ボギーがエネルギー・スパイダーの格好の餌となっているのは周知の事実である。