ウータイ
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縦穴惑星ウータパウに原住する2種族のうちの1つ、ずんぐりしたウータイは、この惑星の縦穴都市や洞窟で働く労働者階級の種族である。ウータイの社会はもう1つの痩せ細った種族、パウアンの社会と共存している。
解説
ウータイは極めて無知な種族であり、惑星の内外における交流にほとんど関与していない。彼らは同じ惑星に同居するパウアンたちと比べて身長が低く短命であるため、他の種族からはショートと呼ばれている。また、パウアンたちは地表で進化した種族だが、ウータイは長年にわたって縦穴で生活を営んでいる。彼らはウータパウの縦穴の内壁や亀裂の中に入植し、かつては大空を震撼させていたダクティリオンや、役に立つヴァラクティルなどを飼いならしているのだ。
怖がりなウータイは、低光量の環境に十分適応できる大きな目を持っている。また、彼らは丈夫な体をしており、縦穴の低層にある洞窟に足を踏み入れて、そこで発見した水文化の基礎となる水溜りを利用している。長身のパウアンたちは、初めてウータイと遭遇したとき、惑星の上層部で利用されていた風力に関する秘密を提供した。両者は双方の文化にある有益な点を交換し、互いの資源を共有したのである。
パウアンたちがウータパウの政府機能を担当している一方で、ウータイの多くは主としてこの惑星の労働者階級に属している。彼らはウータパウの縦穴でよく見られる竜骨の柵の管理や、宙港にある様々な離着床プラットフォームでの雑用などに従事しているのだ。そのため、ウータイたちはこの惑星の管理にほとんど関与しておらず、クローン大戦によって故郷が独立星系連合による征服を受けたときも、彼らの日常生活にはほとんど影響がなかった。