バー=クーダ
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解説
バー=クーダは犯罪王オーコ・ザ・フン(フンはハットの下級氏族にあたる)の財産を略奪したハーグリックの海賊である。そのため、オーコはバー=クーダを憎んでおり、オーコの娘アナクロに恋したゴーガ・ザ・ハットは、この恋愛を成就させる計画の一環として賞金稼ぎのボバ・フェットにバー=クーダの殺害を依頼したのだった。
バー=クーダは筋肉質のヒューマノイドの肉体をしているが、その頭部は巨大かつ滑らかな球根型をしており、突き出た目と鋭い歯が並ぶ大きな口を持っている。また、彼の左腕はサーボーグ義手に置き換えられていた。だが、バー=クーダの最大の特徴はその残虐性と獰猛さである。彼は戦った相手を食べてしまうことで知られているのだ。
ボバ・フェットはバー=クーダの宇宙船<ブラッドスター>に侵入するため、魔術師ウィム・マグウィットの魔術を利用した。そして、フェットは彼の神秘のフープ(短距離型物質転送装置)を使い、バー=クーダを捕らえることに成功する。ゴーガはフェットからバー=クーダの肉体を受け取ると、それを丸焼きにし、オーコにディナーとして振舞った。その後、バー=クーダの兄ライ=クーダがゴーガとオーコの2人のハットに激しい復讐心を抱いていたが、彼の計画もまたフェットによって阻止され、弟と同様に始末されたのである。