ライ=クーダ
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解説
ラタル4の基地を拠点として活動している獰猛なハーグリックのライ=クーダは、海賊バー=クーダの兄である。彼の頭部は弟よりも平たく、まだら模様がちりばめられているが、その反面、気性は弟と比べてそれほど激しくなかった。しかし、ボバ・フェットに弟が捕らえられ、殺されたことを知ったライ=クーダは、フェットとその雇い主であるゴーガ・ザ・ハット、そしてオーコ・ザ・フンに復讐するべく、攻撃を仕掛けたのだった。
ライ=クーダは3人を追跡し、オーコの娘アナクロとゴーガの新婚旅行先であるスキーボへと向かった。彼はそこでスキーボのスウープ・ギャング団スカヴァーズがアナクロを誘拐しようとしているところに出くわし、首尾よく彼女を捕らえることに成功する。そして、ライ=クーダはフェットをスキーボに追い詰めるが、この腕利きの賞金稼ぎはスキーンド・トンネルで震盪ミサイルを発射し、ライ=クーダを崩れ落ちてきた岩の中に閉じ込めたのだった。
だが、ライ=クーダは死んではおらず、オーコとフェットに対する激しい復讐を開始した。彼はオーコの宮殿を襲撃し、すべての衛兵を始末すると、オーコを殺害する。そして彼は、バー=クーダの死を再現するようにオーコの亡骸を食べたのだった。続いて、彼はアナクロの命を狙うが、その前にボバ・フェットが立ちふさがる。ライ=クーダはフェットに一騎打ちを挑み、あわや勝利を掴みかけるが、フェットはどうにか彼を有害廃液ダンプへと誘い出すことに成功した。フェットは廃液に火を放ち、ライ=クーダは炎に飲み込まれてしまう。邪悪なハーグリックは燃え盛る炎の中で爆死したのだった。