テーアズ・カジ
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ベーシックで「鋼鉄の手」を意味するテーアズ・カジは、素手による格闘技術の1つである。
解説
テーアズ・カジは、惑星バンドュキでパラワの門弟たちによって編み出された格闘技である。彼らは惑星パラワの難民たちであり、その故郷はジェダイ評議会が介入した初期の時代の戦争によって荒廃したのだった。
パラワの門弟たちはジェダイを牽制するためにテーアズ・カジを作り上げ、他の惑星が評議会の行動によって滅ぼされるのを防ごうとした。また、彼らはフォースとミディ=クロリアンについても研究していたため、多少のフォース感知力があると考えられていた。
しかし、テーアズ・カジは肉体の内面からフォースの力を引き出すのに対し、ジェダイは周囲のあらゆるものからそれを引き出していた。また、ダース・モールのように、ライトセイバーの達人でありながら戦闘時にテーアズ・カジのテクニックを使う者もいた。ジェダイ・マスター・アヌーン・ボンダーラもテーアズ・カジの達人であり、それをライトセイバーの技術と組み合わせて使っていた。ジェダイ・ナイト・ジョクラド・ダンヴァもテーアズ・カジの達人であり、素手の戦いに長けていたマスター・プロ・クーンも同様だと考えられている。しかし、パラワの門弟たちはジェダイと険悪な関係にあったため、ジェダイがどのようにしてテーアズ・カジの訓練を行ったのかは定かでない。
フォウ・ジはテーアズ・カジの王者であり、かつてジョクラド・ダンヴァを破ったこともある。また、アーデン・リンもこの格闘技の継承者だった。ノヴァ・スティルも12年間にわたってテーアズ・カジの達人として活躍していた。