失われし20人
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失われし20人は、多くの場合イデオロギーの相違などによって自発的に任務を放棄し、ジェダイ・オーダーを去っていったジェダイ・マスターたちの呼称である。初期の頃はザ・ロストと呼ばれていた。
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歴史
失われし20人の最初期のメンバーの1人はアンバランのジェダイ・マスター、ファニアスである。やがて彼は新シス帝国の最初のシスの暗黒卿、ダース・ルインとなった。その後、ヤヴィンの戦いの990年前までに12人のジェダイ・マスターがオーダーから離反している。
20番目のメンバーは、ナブーの戦い直後にオーダーを去ったマスター・ドゥークーである。彼はオーダーに気づかれずにシスと接触し、ダース・ティラナスとなった。また、ジェダイ・マスターの階級に達していたわけではないが、アナキン・スカイウォーカー、すなわちダース・ヴェイダーも21番目のメンバーであると考えられている。
一方で、ヴァーゲアのマスターとして知られるスレイシア・チョ=リームもジェダイ・マスターとしてオーダーを去っているが、彼女は失われし20人の1人として数えられていない。その理由については謎だが、彼女がライトサイドに留まっていたからだとする意見もある。だが、チョ=リームがジェダイ・オーダーに復帰することは二度となかった。
ジェダイ公文書館には、過去の最も偉大なマスターたちと共に、失われし20人の胸像も並べられていた。これはジェダイが犯した最大の過ちを忘れないようにするための印だったが、ジェダイは決して離反した者たちを責めることはなかった。また、それぞれの胸像の台座にはそのマスターの偉大な功績が記されていたが、彼らがオーダーを離れた理由については一切触れられていなかった。