アストロメク・ドロイド
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アストロメク・ドロイドは、全自動機械工として働くドロイドの一種である。これらのドロイドは様々な修理作業を行い、しばしば小型宇宙船に搭載される航法コンピューターの付属品や代役としても機能する。
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解説
宇宙戦闘機などの小型宇宙船におけるアストロメク・ドロイドの第1の役割は、航法コンピューターの補助あるいは代替品である。だが、各ユニットの宇宙航行バッファの制限から、アストロメクは一定数のハイパースペース座標しか保持することができない。また、彼らは航行中の宇宙船のメンテナンスおよび修理を行うこともでき、数多くのルーチン作業をこなすことでパイロットを操縦に専念させることができるのだ。
通常、大型宇宙船は故障や戦闘によるダメージに備えて多数のアストロメク・ドロイドを搭載しているが、スナブファイター(T-65 Xウィング・スターファイターやナブー・N-1スターファイターなど)では航行中の修理のために用意された専用ポートに1体のドロイドを搭載可能である。また場合によって、アストロメク・ドロイドは軽雑務をこなすことでも知られており、暗号解読を行った個体の存在も確認されている。ただし、こうした場合には専用プログラムのインストールが必要とされることが多い。
ほとんどのアストロメクは、他のコンピューター・システムを経由して出力する文字、あるいはバイナリ、特殊なクリック音やビーム音、またはそれらに類する音声を用いた会話しかできない。
「アストロメク・ドロイド」という言葉は、少なくともジェダイ内乱のころから、様々な雑務をこなすユーティリティ・ドロイドを指す名称として、スペーサーたちによって非公式に使用されていた。そしてこの言葉がこれらのドロイドの代名詞として定着したのは、クローン大戦勃発の数十年前にインダストリアル・オートマトン社がアストロメク・ドロイドのシリーズを発売し、大成功を収めてからのことだった。最も有名なアストロメク・ドロイドは、R1シリーズからR9シリーズまでを擁するRシリーズである。
おそらく銀河系で最も有名なアストロメク・ドロイドであるR2-D2は、IA社製のR2シリーズ・アストロメク・ドロイドである。
アストロメク・ドロイド・シリーズの一覧
- P2シリーズ・アストロメク・ドロイド
- Q7シリーズ・アストロメク・ドロイド
- Q9シリーズ・アストロメク・ドロイド
- Rシリーズ
- ブラストロメク
- T3シリーズ・ユーティリティ・ドロイド
- 3Cシリーズ・ユーティリティ・ドロイド
- ITシリーズ・ユーティリティ・ドロイド
- T1シリーズ・ユーティリティ・ドロイド
登場エピソード
- エピソード1/見えざる脅威
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード4/新たなる希望
- エピソード5/帝国の逆襲
- エピソード6/ジェダイの帰還
- クローン大戦(TVシリーズ)
- クローン・ウォーズ(映画)
- クローン・ウォーズ(TVシリーズ)
- スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル
- ドロイドの大冒険
- スター・ツアーズ