ポッドレーサー
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ポッドレーサーは、銀河系全域、特に無法地帯のアウター・リムでポッドレースに使用される、リパルサーリフトを用いたレース用の乗り物である。「ポッドレーサー」という言葉はこれらのレーサーを操縦するパイロットを指すために使われることもある。
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デザイン
ポッドレーサーは実質的には、スチールトン社などが製造している強力なケーブルで、1人乗りのコクピットと2基のレーシング・エンジンを接続したものである。各エンジンからはエネルギー・バインダーが放出され、両方のタービンを互いに接続し、エンジンの後方に最高位で牽引されるポッド本体と共に大まかな三角形を形成する。通常、レーサーは時速800キロメートルを超す速度にまで到達可能である。そのため、ポッドレーシングには電光石火の反射神経が要求され、レースに出場できるのは幅広い感覚器官、多く手足、丈夫な肉体を持つ種族のみだった。人間のような種族がレースに出ることは稀であり、たった1人の例外を除いて優勝者は出ていない。
通常、ポッドレーサーはオーナーによってカスタマイズされるが、より大きな速度と機動性が実現されているか、単に独特な外観になっているかのどちらかであることが多い。悪名高いセブルバはアウター・リムのサーキットで最も大きなポッドレーサーの1つを操縦していたが、彼のレーサーには数多くの隠れた機能と秘密の武器が搭載されていた。一方、若きアナキン・スカイウォーカーはモス・エスパの作業場で手作りのレーサーを組み立てていた。また、多くのポッドレーサーには他と区別するため、あるいは見た目をよくするためだけに、オーナーによって異なるシンボルが描かれていた。
歴史
ポッドレーサーの起源は、レーシング・スポーツで使用された動物に引かれるカートである。その後シス大戦を経て、タリス、マナン、ナー・シャダーなどでスウープ・レーサーが見られるようになった。最初のポッドレーサーを作り上げたのはフォーボスと呼ばれる大胆な機械工である。そして最初のパイロット、ガスタブ・ウェンバスがこのマシンで最初の実験飛行を行ったのだった。それ以来、ポッドレーシングはアウター・リムで広く人気を集め、銀河帝国の台頭と同時に違法とされるようにはなったが、ユージャン・ヴォング大戦後には(依然として違法行為ではあったが)再び楽しまれるようになったのだった。
著名な機種
- BT410
- クワッドリジェット・4バレル904E
- ターボダイン99-U
- FG 8T8・ツイン・ブロック2・スペシャル
- GPE-3130
- J930ダッシュ8
- KRT 410C
- KV9T9-Bワスプ
- マークIV・フラット=ツイン・ターボジェット
- プラグ2・ビヒモス
- プラグF・マンモス
- プラグG 927
- タイタン2150
- ヴルプタリーン327
- <オード・ペドロヴィア>
- IPG-X1131ロングテール
- XL 5115
著名なカスタム・ポッドレーサー
著名なポッドレーサー
- アーク・ルース
- アナキン・スカイウォーカー
- イブ・E・エンドコット
- オディ・マンドレル
- オルダー・ビード
- ガスガノ
- カム・ネイル
- クレッグ・ホールドファスト
- セブルバ
- ダッド・ボルト
- ティーント・パガリス
- ネヴァ・キー
- ベン・クワディナロス
- ボールズ・ローア
- マース・グオ
- マーホニック
- ラッツ・ティレル
- ワン・サンデッジ