<パニッシング・ワン>
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<パニッシング・ワン>は、賞金稼ぎデンガーの専用宇宙船である。この船は彼がヤヴィンの戦いの7年前に手に入れたジャンプマスター5000だった。
歴史
ならず者のスペーサーたちが所有する多くの宇宙船と同様に、<パニッシング・ワン>の本来の姿は貨物艇である。この船の原型であるジャンプマスター5000は三日月型をした貨物艇であり、デンガーがこの船を選んだ理由は、メンテナンスと簡単なカスタマイズが容易なことだった。
デンガーは最先端のエンジン・ベイを使って<パニッシング・ワン>を改良し、さらに小型イオン・キャノンとプロトン魚雷発射管で武装化を行った。さらに彼はクワッド・ブラスター・キャノンを改造し、船に砲手として組み込まれたR2ユニットにも操作を行えるようにした。これによってデンガーは船の操縦に集中できるようになったのだ。また、亜光速度と武器の火力が強化されたことによって、<パニッシング・ワン>は低速なクラス3・ハイパードライブに頼るまでもなく、リアルスペースにおけるあらゆる脅威に対応できたのだった。
さらに、デンガーはこの船に一連のセンサー・ビーコンを追加しており、星系内で同時に複数の場所を監視することができた。一方で、<パニッシング・ワン>には囚人用の監獄や檻が用意されていなかったが、これは殺害報酬しか受け取らない、あるいはボバ・フェットなどの他の賞金稼ぎと行動を共にするという、彼の流儀を反映した結果である。
ヤヴィンの戦いの3年後、デンガーとそのガールフレンド(そして後の妻である)マナルーは、この船はで多くの場所を旅した。その後、2人はこの船を使ってカークーンの大穴に落ちたボバ・フェットの救出も行っている。