エネルギー・バインダー
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解説
エネルギー・バインダーは、2基の小型ジェネレーターの間を電弧を描いて流れる電磁エネルギーの帯である。これらは紫色をした正体不明のエネルギー電弧であり、ぎざぎさした震える光線の束のように見える。エネルギー・バインダーはポッドレーサーで広く使用され、レーサーのエンジンを連結し、それぞれが反対方向へ飛んでいくことを防いでいた。
エネルギー・バインダーは柔軟性という点で有用であり、連結された装置を手で切り離す代わりに、コクピットにあるスイッチを押すだけで切断することができるのだ。しかし、ブーンタ・イヴ・クラシックでベン・クワディナロスのポッドレーサー、BT410が壊れたときのように、エンジンが極端に強い力で引っ張られると、エネルギー・バインダーは動作不良を起こしてしまう。BT410は4基のエンジンを連結するために2組のバインダーを使用した珍しい機種だった。
エネルギー・バインダーは人体に触れても肉体的な損傷を負うことはないが、神経系を麻痺させる性質を持ち、接触者は一時的に手足の感覚を失ってしまう。