アナクロ
(アナクロ・ザ・フンから転送)
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解説
アナクロ・ザ・フン、またはアナクロ・ザ・ハットは、銀河内乱の間にタトゥイーンで暮らしていた女性フン(ハットの下層階級)である。彼女はオーコの娘であり、父の宿敵ゴーガの妻でもあった。ゴーガはアナクロとの結婚の許可を得るためにオーコの歓心を得ようと考え、バー=クーダを捕らえるべく賞金稼ぎのボバ・フェットを雇った。そしてフェットが仕事を成功させ、アナクロはゴーガと結ばれたのである。しかし、オーコとゴーガとの間の確執は埋まらず、これはアナクロにとって大きな不満の種となったのだった。
その後、スキーボで新婚旅行を楽しんでいたアナクロは奴隷商人に誘拐され、100万クレジットの身代金を要求された。ゴーガは海賊トクサス・リを殺害したばかりのフェットを再び雇い、アナクロの救出を依頼する。一方、オーコはすべてがゴーガの企てではないかと疑っており、自身もスキーボに向けて発ったのだった。
だが、ハットたちは弟バー=クーダの敵討ちを目論むライ=クーダが迫っていることに気づいていなかった。ハット、スケイヴァーズ、ライ=クーダは大乱闘となったが、ボバ・フェットは常軌を逸した方法で仕事を成功させる。そして彼は自分のスウープからケーブルでアナクロを吊り上げようとするが、体重が重すぎたため彼女はあわやケーブルで絞め殺されるところだった。フェットが彼女を採鉱車に落下させると、彼女は出口まで転がり、空中に飛び上がってスケイヴァーズの集団の中に着地した。彼女は恐怖に動揺したものの、無事だった。
その後、アナクロはゴーガの子供を出産する。だがゴーガの死後、彼女とその子供がどうなったのかは知られていない。