ガダッフィ
(ガッフィの杖から転送)
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ガダッフィ、またはガッフィの杖は、タトゥイーンのタスケン・レイダーたちが使う伝統的な格闘用武器である。
解説
ガダッフィはサンド・ピープルだけが使用する手作りの武器である。サンド・ピープルはタトゥイーンの荒野を徘徊中に捨てられた宇宙船や車両を発見すると金属部品を回収し、これらの武器を作っていた。そのためガダッフィはそれぞれが異なる形状をしており、同じものは2つと存在しない。典型的なガダッフィはデュラスチール製の棒の先端に両刃の斧が付いており、通常はこの斧の先端にも鋭利な槍状の刃が取り付けられていた。他にも緩やかで鋭い刃をしたもの、のこぎりのような刃をしたもの、尖った針状のもの、鋭い棘の付いた重い球体が取り付けられているものなど様々である。タスケンたちは敵や猛獣を切り裂いたり、獲物を突き刺す際には斧状のガダッフィを使い、獲物を叩いて気絶させたり、ドロイド、車両、水分凝結機などを破壊するためには重い棍棒状のものを使っていた。
また、サンド・ピープルは氏族内での意思を決定させる雄たけびを上げるとき、お互いを牽制し合うためにガダッフィを使用することが多かった。また、この武器は単に道具としても使用されていた。
ガダッフィはガッフィの杖と呼ばれることもあるが、その名の由来は野蛮で大型のそれほど力を必要としない個人用の武器を表す一般的な俗語である。