クーハン
(コウハンから転送)
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解説
小型で大人しく、それでいて恐ろしい節足動物のクーハンは、極めて毒性の強い生物であるため、追跡されることを嫌う暗殺者によってよく用いられている。この生物は離れたところから放つと、体温を感知して本能的に標的を探し出すのだ。
インドーモード原産のクーハンは、2つの方法で獲物の体内に毒を注入することができる。1つは口器で噛み付く方法であり、この場合は即効性の神経毒によって獲物を確実に絶命させることができる。一方で、尾に生えた棘に含まれる毒は激痛こそ与えるが、致命的ではない。通常、クーハンを使う暗殺者は仕事に先立ってこれらを飢餓状態にさせておくことが多い。
賞金稼ぎのザム・ウェゼルはパドメ・アミダラ議員を暗殺するために2匹のクーハンを使用した。彼女はドロイドのASN-121にこの恐ろしい生物を収容し、パドメ議員の宿舎に送り込んだのだ。ASN-121は寝室の窓ガラスを斬り、死の生物を解き放った。だが、突然のフォースの閃きがアナキン・スカイウォーカーにクーハンの存在を警告する。彼はパドメの寝室に急行し、ライトセイバーでこの毒虫を一刀両断したのだった。