ダブル=ブレード・ライトセイバー
(セイバースタッフから転送)
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ダブル=ブレード・ライトセイバー、別名セイバースタッフ、ライトセイバー・ランス、ダブルセイバー、ライトスタッフ、あるいはシス・ライトセイバーは、ライトセイバーの特殊な形態である。通常のライトセイバーと同一の技術を利用したダブル=ブレード・ライトセイバーは、2本の武器を互いに反対向きに接続したデザインをしており、そのため杖のような長い武器となっている。2本の光刃からなる長さは2倍の力を与え、一振りによる殺傷力も通常のライトセイバーより高い。また、使用者は2本の光刃を独立して起動させることが可能である。
歴史
ライトセイバーはジェダイの武器であるが、邪悪なシス卿にも使用されていた。ダース・モールが第一の武器として使用していたのも、両端に光刃を持つダブル=ブレード・ライトセイバーである。彼の熟練した手によって振り回されるライトセイバーは、接触したものをすべて切り倒す破壊的なエネルギーと化した。だが、このシス卿のライトセイバーは基本的には2本のセイバーの両端を接続したものに過ぎず、そのため場合によっては片方だけを起動して使用されることもあった。
ジェダイは過去2,000年間にわたってシスと遭遇しておらず、したがって彼らにとってシスのライトセイバーは失われた芸術となっていた。ジェダイは技能を向上させるための訓練の一環として対戦実習やスパーリングを行うこともあるが、ナブー危機以前にライトセイバーを持った敵が出現することを予期していた者はいなかったのだ。この当時ダブル・ブレード・ライトセイバーといえば、過去に訓練目的で作成されたものが保管されているのみだったのである。
ジェダイはライトセイバーを製造する際にアデガ星系のオッサスなどの惑星で採掘されるライトセイバー・クリスタルを使用したが、シスは人工的に生成した合成クリスタルを好んで使用していた。燃える炉の中でクリスタルが鋳造される間、フォースを使って手を伸ばし、加工を行う処理は、シスにとって一般的な手法ではなかった。彼らはクリスタルの能力を増幅させるためにジェダイに対する憎悪を集中させていたのだ。
数千年前に出現した古代シス卿エグザ・キューンも改造した2本の光刃を持つライトセイバーを使用していた。シス大戦の最中、彼は敵の致死率を増加させるために自分の武器に改良を加えたのである。制御機構を調整することによって、彼のダブル・ブレイド・ライトセイバーはそれぞれの光刃を1.5メートルにまで伸張させることができたのだった。