プラグF・マンモス
(セブルバのポッドレーサーから転送)
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プラグF・マンモスは、ナブー侵略の前にコーラー・ポンドラット社によって生産されていたポッドレーサーである。レース・チャンピオンの悪名高きセブルバは、オレンジ色に塗装した巨大なコーラー・ポンドラット・スプリットX・レーサーに搭乗していた。
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特徴
セブルバのコーラー・ポンドラット社製プラグF・マンモスは、オレンジ色の巨大なエンジンを搭載した最強のポッドレーサーである。彼はこのレーサーで優勝して得た富の大半を更なる改良につぎ込んでいたのだった。
このレーサーはルーニウムで圧縮され、さらにイオン噴射によって活性化されたトラジウム・パワー溶液によって燃料を得ていた。また、改造されたコクピットには無数のペダルとレバーが取り付けられており、エンジンの状態を監視するデータ転送バンクに囲まれていた。
自分の操縦テクニックだけでは満足できないセブルバは、マシンに数々の違法改造を行い、勝利を確実なものとした(もちろん発見されれば即座に失格である)。こうした改造には相手のレーサーのエンジン計測器を混乱させるセンサー妨害装置、接近してきたポッドレーサーの表面に鋭い弾丸を打ち込むネイル・キャノン、カミソリ刃などがあるが、なかでも最も恐ろしい武器は火炎放射器である。セブルバのレーサーの近くを通過するライバルは、容赦なく火だるまにされてしまうのだ。ブーンタ・イヴ・クラシックではクレッグ・ホールドファストのレーサーが標的となり、炎に包まれ大破してしまった。
しかし、巨大なスプリットX・エンジンはそれだけでも強力な武器となり、セブルバを追い越そうとする小型のレーサーは簡単に弾き飛ばされてしまう。不注意なマーホニックは1周目でセブルバの体当たりを喰らい、岩壁に激突してしまった。また、最終コーナーではアナキン・スカイウォーカーのレーサーと接触し、お互いのコントロール・ケーブルが絡み合ってしまった。アナキンはなんとか自分のレーサーを解放するが、セブルバのレーサーは制御を失い、岩の多い地面の上で粉々に砕け散った。そして彼はコクピットごと砂の上に乗り上げてしまったのである。
歴史
セブルバのポッドレーサーはブーンタ・イヴ・クラシックのレースでコクピットを除く大半の部分が激しく損傷してしまった。だが、この悪賢いダグはクワイ=ガン・ジンからアナキンのポッドレーサーをうまく購入することができた。しかし、アナキンに負けて以来、彼の評判はすっかり落ち込み、再び残忍なレーサーへと転落したのである。