モアシーリアン
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モアシーリアンは、4本の腕と2本の足を持つことと、メタン・ガス呼吸が特徴的な知的種族である。
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生態と外見
モアシーリアンは銀河系で最も謎の多い種族の1つである。なぜなら、他の種族で環境スーツを着ていないモアシーリアンを見たことのある者がほとんどいないのだ。彼らはヘルメットの下に長い先細った頭部を持っており、環境スーツの下には脈打つ血管や内臓がかすかに見える半透明の皮膚を隠しているという。また、大きな黒い目には瞳孔がなく、口は小さい逆三角形をしている。体形は小柄で、男女共にちょうど10代の人間のようである。
モアシーリアンはおよそ12,000年にわたって銀河文明の周辺で暮らしてきたが、彼らの居住地や出身惑星は謎に包まれており、彼ら自身もその情報を厳重に隠している。事実、「モアシーリアン」という名前も、本当の種族名ではないらしい。この名前は彼らが築いた既知の植民地の1つ、モアシーアに由来しているのだ。
モアシーリアンは拡張領域よりコア側へ旅することがほとんどないため、極めて稀にしか遭遇しない種族である。宇宙航路を頻繁に利用するモアシーリアンは彼ら独自の設計による卵型宇宙船(シャトル級のものから大型貨物船まで様々な大きさがある)や、他種族が製造した旧式の改良型貨物船に搭乗している。ただし、彼らの宇宙船の内部にはメタン・ガスしか供給されないようになっている。
銀河系におけるモアシーリアン
モアシーリアンは貿易で生計を立てているが、通常、彼らは過去に一緒の仕事でうまくいったことのある商人としか取引きを行わない。彼らは引きこもりがちな性質だが、意外にもスクイブの商人たちと良好な関係を築いており、他のどんな種族よりも彼らとの取引きを好んで行っている。
一方で、彼らが商取引以外の目的で銀河系と広く関わりを持つことは稀である。銀河内乱の間、モアシーリアンは帝国艦隊の動向やストームトルーパーの配置に関する情報を反乱軍のスパイに提供していたが、それもパルパティーン皇帝の密使たちが反乱軍の基地の所在を突き止めるためにわざと情報を漏洩していたに過ぎない。
また、モアシーリアンは物静かな種族でもあり、原則として自分たちに何か役立つものを持っている者以外とは関わりを持とうとしない。彼らは平和的だが、脅威に対してはそれが現実であれ予兆であれ迅速に反応することでも知られている。
なお、一部の間でフォース能力に長けたモアシーリアンがいるという噂が根強いが、ジェダイとモアシーリアンの間で交わされた文書は存在しておらず、モアシーリアンのジェダイがいたことを裏付ける記録も一切残っていない。