リーク
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リークは、イリーシア原住の、厚い皮と角を持った大柄なウシのような動物である。イリドニア、イソア、キャッシークなどにも亜種が見られ、コディアン・ムーンやタトゥイーンの牧場でも飼育されている。
解説
3本の巨大な角を生やし、堅い革状の皮膚を持つ頑丈な野獣リークは、アナキン・スカイウォーカー、パドメ・アミダラ、オビ=ワン・ケノービを処刑するためにジオノーシスの処刑闘技場に放たれた3匹の恐ろしい生物のうちの1つである。
リークはジオノーシアンのピカドールに導かれて驚異的な速度で走り、アナキンを攻撃した。だが、アナキンはジェダイ特有の身のこなしでリークに飛び乗り、同時にこの猛獣の強靭な筋力を利用して自分を拘束する鎖を断ち切ったのである。彼はすぐにリークをなだめることに成功し、混沌とした処刑闘技場をこの角の生えた生物に跨って闊歩したのだった。
やがて闘技場でジェダイの援軍とバトル・ドロイド軍の戦いが始まると、リークは再び怒り狂い、ドロイドとジェダイを見境なく襲い始める。だが、この荒れ狂う猛獣も賞金稼ぎジャンゴ・フェットの正確な狙撃によって息の根を止められたのだった。
リークの本来の原産地はイリーシアである。ここで彼らは巨大な群れを形成して平原を徘徊しているが、容易に飼い馴らせることから単純労働力、または食糧源としての繁殖も試みられている。事実、コディアン・ムーンでもリークの牧場が整備されているが、資源の乏しさからこうしたリークたちの間には激しい縄張り意識が植え付けられている。あるとき無節操な牧場経営者たちはリークが飢えによって肉食獣と化すことを発見し、暴力的な娯楽に利用できることを思いついた。彼らは利益が落ち込むと、猛獣たちをそうした残酷な用途のために売却したのだった。
戦闘時のリークは極めて獰猛である。本来、木苔の塊を砕くために使われる強力な顎は容易に肉を引き裂き、骨をへし折ることができる。また、野生での優位性を示す巨大な角を対立相手に突き刺すこともでき、実際にリークの体当り攻撃を受けて生き残れる者はほとんどいないのだ。