エレクトロバイノキュラー
(電子双眼鏡から転送)
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エレクトロバイノキュラーは、銀河系で広く使用されている、光量の状態によらず遠方の物体を観察することのできるハンドヘルドの観測装置である。
解説
エレクトロバイノキュラーは、はるか遠方にある物体を観測するために使用する映像装置である。この洗練された装置は昼間はもちろんのこと、夜間などの低光量下でも対象物の映像を視認可能なレベルにまで明確に拡大、増幅し、その物体の距離、相対方位、絶対方位、立面図などの詳細情報をコンピューター処理することによって映像に付加表示することができる。また、通常は光学機器を保護するため、本体は強化プラスチックで覆われていた。
通常の製品は再充電可能なエネルギー・セルを採用しており、およそ6ヶ月に一回の充電を必要とする。高機能なコンピューター増幅テレスコープ・レンズは500倍の倍率を誇り、多くの機種にはホログラム記録装置やデータパッド、その他の記録ツールに映像を転送するためのデータ・ポートを搭載している。また、これらは長距離攻撃用のブラスターにも接続することができ、より高機能な機種のなかには内部に3時間分のホログラムおよび通常映像を記録できる機種もある。
多くの機種は瞬間フォーカス機能を持っており、使用者は物体間を素早く移動させることができる。また、自動露出装置によって照明弾やスポット・ライトなどによる高光量の流入を防ぐことも可能である。このようなエレクトロバイノキュラーは操作ダイヤルも単純な作りになっているため、使用者は簡単に倍率、焦点、露出などの調整を行うことができ、予め8通りまでの倍率をプログラムしておくことができる。典型的なエレクトロバイノキュラーは重量がおよそ1キロほどであり、価格は1,000クレジット程度である。
エレクトロバイノキュラーはよくマクロバイノキュラーと混同されるが、一般的に安価なマクロバイノキュラーには映像増幅チップと光量調節回路が省かれている。その代わりに、マクロバイノキュラーはエレクトロバイノキュラーより丈夫にできており、破損や目盛りの狂いも少なくなっている。
登場エピソード
- エピソード1/見えざる脅威
- エピソード2/クローンの攻撃
- エピソード3/シスの復讐
- エピソード4/新たなる希望
- エピソード5/帝国の逆襲
- クローン大戦(TVシリーズ)
- クローン・ウォーズ(TVシリーズ)