本編でのDVD版の劇場公開版との違いは以下の通り。
ジェダイの死と霊体化(フォースと一つになる)に関する謎はエピソード III で解明されるとルーカスが断言していまたが、結局、映画本編からは核心に触れる部分(クワイ=ガンによる説明のシーン)がカットされてしまいました。現在、これに関する記述は、エピソード III の小説版、コミック版、スクリーンプレイ(脚本)にのみ残されています。それらによると、クワイ=ガンは生前に出会ったホイルスのシャーマンから、リビング・フォースに依存する、死後も意識を持続させるための方法を学んでおり、実際にエピソード II 以降もヨーダとの意思疎通を行っていたのです。アナキンによるサンド・ピープル虐殺事件の際、ヨーダがクワイ=ガンの叫びを聞いて驚かなかったのも、そのためです。そしてクローン大戦が終わり、アナキンがヴェイダーになると、これまで統合のフォース(コズミック・フォース)を信奉していたヨーダとオビ=ワンも改めてクワイ=ガンのパダワンとなり、およそ20年かけてリビング・フォースと霊体化の秘術を学ぶことになります。クワイ=ガンだけが肉体を消せなかったのは、修行半ばでの予期せぬ死であったからだと考えられます。
ちなみに、この「ホイルス」とはエピソード IV の小説版の冒頭に登場する「ホイルス銀河史(Journal of the Whills)」に由来しています。サーガの舞台となる銀河系の名称がホイルス銀河であるという説や、ウィルという種族名(ヨーダの種族名だとするファンの意見もあり)の複数形であるという説もありますが、実際のところは何も設定されていません。
いずれにしてもこの件に関しては改めて公式な回答がなされることに期待したいと思います。なお、この謎に関してはファンの間でも様々な議論がされてきました。エピソード I 公開当時の情報に基づく筆者の考察はコラムのコーナーを参照してください。
元老院議会でアミダラがヴァローラム議長の不信任発言をした直後、画面左下にいます(画像参照)。これは『未知との遭遇』でスピルバーグがR2-D2を出したことに対するお礼だと言われています。
ちなみに、このキャラは後日、グレブレイプス(Grebleips)と名づけられましたが、この名前はスピルバーグ(Spielberg)の文字を逆に綴ったものです。
以下の2つの衣装のアミダラがキーラ・ナイトレイ演じる影武者(サーベ)です。他の衣装のときはすべて本物(ナタリー・ポートマン)です。
直訳すると「見えざる脅威」、「忍び寄る脅威」などになります。誰もそれとは気づいていないが、実は身近なところに将来脅威となる存在が潜んでいる・・・という状態を表しています。では、その脅威とは何なのかというと、将来皇帝となるパルパティーン議員のことであるとプリークェルのプロデューサーであるリック・マッカラムが明言しています。
とりわけエピソード I ではサブタイトル発表時から、そこに「隠れた意味」を探ろうとするファンが多かったのですが、エピソード I に限らず、現在までのスター・ウォーズのサブタイトルはすべて直接的かつ単純明快なものばかりです。すべてのサブタイトルにおいて例外なく、「隠されたもう1つの意味」というものは存在しないというのが筆者の持論でもあります。
なお、当サイトではエピソード I のサブタイトルとして『見えざる脅威』という表記を採用しています(前項と同様に歴史的意味合いがある場合を除く)。これは、旧三部作のサブタイトルの日本語表記との整合性を考えてのことです。いずれこの表記に統一されるものと期待しています。
エピソード I でシミが語っているとおり、シミの処女懐胎説、すなわち父親は人物としては存在せず、ミディ=クロリアンそのものの意思によって生まれたというのが現在のところの唯一の公式見解です。
なお、ファンの間では以下のような説も存在していました。
エピソード III で同一人物であることが判明します。これはエピソード I 公開当時から、関係者の間でも公然と言われていたことです。
"Dreaded fight that's here or lingering in the head. (恐るべき闘いがここで行われ、また頭の中にこだまする)"
上記の歌詞をサンスクリット語に翻訳し、音響効果の一環として大幅にアレンジしたものだと言われています。歌詞は以下の通り。
Korah Matah Korah Rahtahmah
Korah Rahtamah Yoodhah Korah
Korah Syahdho Rahtahmah Daanyah
Korah Keelah Daanyah
Nyohah Keelah Korah Rahtahmah
Syadho Keelah Korah Rahtahmah
Korah Daanyah Korah Rahtahmah
Korah Daanyah Korah Rahtahmah
Nyohah Keelah Korah Rahtahmah
Syadho Keelah Korah Rahtahmah
Korah
Korah Matah Korah Rahtahmah
Korah Daanyan Korah Rahtahmah
Nyohaha Keelah Korah Rahtahmah
Syadho Keelah Korah Rahtahmah
Korah