スタースピーダー3000
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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スタースピーダー3000は、スター・ツアーズ社で使用されていた40人乗りの宇宙貨物船である。製造元企業は知られていないが、生産されたのはホスの戦いの前後だと言われている。
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特徴
スタースピーダー3000は旧型機種だが、年式以上の価値を証明していた。この宇宙船は登場して以来絶え間なく使用され続けており、銀河系全域の宇宙港やドッキング施設でその姿を見ることができたのだ。
スタースピーダー3000はRXパイロット・ドロイドによって操縦され、ナビゲーションはR2シリーズ・アストロメク・ドロイドが担当していた。そのため、スター・ツアーズ社は乗員用の生命維持システムを最小限に抑えることができ、船に搭載されたすべての資源を乗客用モジュールに集中させることで、全体スペースを減少させることに成功したのである。小さな船はそれだけ効率が高くなり、スター・ツアーズ社にとってもコストの低減というメリットが得られていた。
歴史
スタースピーダー3000の導入は、スター・ツアーズ社の誇りだった。同社はこの小型宇宙スピーダーを当時で最高の輸送船であると宣伝しており、その事実は高速なハイパードライブと10億光年を超える航行記録、そして3,000回にもおよぶ無事故で快適な銀河系旅行によって裏づけされていた。同社の主張によれば、スタースピーダー3000は最高の信頼性を誇る最新式RXパイロット・ドロイドによって操縦され、くつろぎの空間に座ったまま、旅を楽しむことができたというのだ。
しかし実際には、この船は快適とは言いがたかった代物だった。偏向シールドは可能な限り最低限の仕様に抑えてあり、宇宙船製造時における安全基準を辛うじて満たしていたに過ぎない。また、武器は1対のライト・ブラスター・キャノンを装備していたが、これらは宇宙を漂うゴミを撃つために設計されたものである。内部もそれほど設備が整ってはおらず、前面を向いたビュー・ポートと、40人の乗客が共有する小型ディスプレイが1つずつ付いているだけの簡素な乗客室となっていた。スター・ツアーズ社を選択することは確かに経済的ではあったが、決して豪華な旅は望めなかったというのが事実である。