ゼロG・アサルト・ストームトルーパー
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解説
一般的にスペーストルーパーという呼称で知られるゼロG・アサルト・ストームトルーパーは、帝国軍で最も重装備かつ重武装のストームトルーパー部隊である。このエリート兵士たちは軽量タンクから供給される火力を備えた強化型装甲スーツを着用していた。標準的なストームトルーパーの装甲服には真空に対する限られた防御機能しか備わっておらず、宇宙空間における広範囲な実戦訓練を受けた兵士はスペーストルーパーのみだった。
スペーストルーパーは皇帝のロイヤル・ガードに次いで、銀河帝国に対する最も高い忠誠心を持った恐るべきコマンドーである。彼らの主な任務は敵の艦船を無傷で捕獲し、反抗的な乗員を鎮圧することにある。通常、スペーストルーパーはガンマ級アサルト・シャトルに40ユニットが配備されており、この小隊による決然とした攻撃は大型艦船を乗っ取るのに十分な威力を誇っていた。
スペーストルーパーの装甲服は、実質的に1人乗り専用の宇宙船であり、攻撃艇としての機能も有していた。彼らは標準的なストームトルーパーの外装を着用し、身長約2メートル、丸腰の人間のほぼ倍の大きさとなる大型パワー・アーマー・セットに接続されていた。この大きな外観から、彼らを「歩く戦車」と呼ぶ者も多い。
そして、装甲パワースーツには強力な武器が配置されていた。肩にはマガジン式の手榴弾発射装置が1対搭載されており、震盪グレネード、スタン・グレネード、ガス爆弾などを装備することも可能である。また、右のガントレットには強力なブラスター・キャノンが付いており、左のガントレットには小型プロトン魚雷発射装置が仕込まれていた。さらにガントレットにはレーザー・カッターや回転式スリーブも取り付けられており、敵艦船の装甲板を突破することも可能である。
スペーストルーパーの装甲服は非常に重いため、惑星の重力場の中で動かすことはできない。こうした装甲服は何年も掛けて様々な種類のモデルが開発されており、より新型の機種は初期型に比べてスリムで機動性も向上している。