電磁パルス・グレネード
(ドロイド・ポッパーから転送)
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電磁パルス・グレネード(EMPグレネード)、別名ECD(静電チャージ・デトネーター)、またはドロイド・ポッパーは、クローン大戦時に共和国グランド・アーミー、特にクローン・コマンドーなどのエリート兵士がバトル・ドロイドに対して使用していた対ドロイド用兵器である。
特徴
他の手榴弾と同様に、EMPグレネードはまず起動され、近くにいるドロイドなどの標的に対して、その動きを停止させるために投げつけられる。その効果はEMPランチャーと似ており、爆発することで衝撃的な電気エネルギーが放出され、電子システムを作動不能に陥れるが、有効エリアから外れるとその効果は消滅してしまう。
EMPランチャーと同様に、EMPグレネードも有機生命体に対してはほとんど効果がないが、放射を浴びた生物を感電死させる力はある。また、この爆弾は一時的にセンサーを麻痺させ、クローン・トルーパーのヘルメット・システムに装備されたビジュアル・ディスプレイを数秒間使えなくしてしまう。この効果は反磁性パルス・グレネードとほぼ同じものである。ただし、クローン・コマンドーのヘルメットはより精巧な電子機器であるため、その効果は数秒ではなく1時間ほど継続することになる。
また、最適なスピードで転がされたEMPグレネードはドロイディカのシールドを通過することができ、ブラスターの通じない相手に対して効果的なダメージを与えることができた。